国際外交官 上海で中国航空と科学技術発展成果を体験

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6月12日、28か国の駐中国大使10名、総領事8名、その他上級外交官を含む40名以上が中国商用飛機(COMAC)の設計・研究開発センターと組立・製造センターを訪れ、中国の大型飛行機の発展について学びました。

外交官らは、テーマプロモーション、交流コミュニケーション、現地視察などを通じて、ARJ21やC919などの商用ジェット旅客機について深く理解し、中国の航空産業の対外開放と質の高い発展は著しい成果をおさめたと表明し、コミュニケーションと交流を強化し、世界航空産業発展の成果を共有したいと述べました。

COMACのスタッフによると、130 機以上のARJ21リージョナル航空機が国内外の顧客に納入され、国内外150以上の都市を飛行しています。C919大型旅客機は2023年5月28日に初の商用飛行を開始し、6機の航空機は中国東方航空に引き渡されたといいます。

チュア・テンホー(Chua Teng Hoe)在上海シンガポール総領事は、今年のシンガポールエアショーではC919が展示され、このプラットフォームを通じて中国製航空機は世界に紹介されました。シンガポールと中国がそれぞれの優位性を活かし、航空分野におけるさらなる協力を期待していると述べました。

フセイン・ハマディ(Hussain Al Hammadi)アラブ首長国連邦(UAE)駐中国大使は、現在中国とUAEの間では週に56便の旅客便が運航しており、世界はワイドボディ旅客機の供給を必要としていると述べ、「中国は航空分野で技術革新の優位性を持ち、UAEにはユニークな立地と巨大な戦略市場があり、両国はより多くの協力とイノベーションを促進できるでしょう」と言いました。

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(写真・Shanghai Observer)

同日午後、中国駐在の使節や外交官らは張江ロボットバレーを訪れ、医療ロボット、手術ロボット、リハビリテーションロボットなどを観覧しました。ハン・チャンチャイ(Chatchai Viriyavejakul)駐中国タイ大使は、このイベントを通じて中国について学び、タイと中国の間の協力、特に医療分野における協力の可能性を見出したいと述べました。

情報源:Shanghai Observer、ChinaDaily