「人民都市、イノベーションと共生」をテーマにしたグローバルZ世代交流体験イベントが上海で開催
2025年9月14日、上海市楊浦区で「人民都市、イノベーションと共生」をテーマとしたグローバルZ世代交流体験イベントが開かれ、世界各地から若者の代表が集いました。

グローバルZ世代交流体験イベントに参加する世界各地からの若者たち
この没入型の体験イベントでは、参加者たちが上海・楊浦区のリバーサイドエリアにあるいくつかのランドマークを訪れ、都市の開発とデジタルイノベーションについて理解を深めました。
若者たちは上海国際サービスポータルサイトの「上海観光」セクションを活用し、協力して「持続可能な都市ツアー」のルートを企画しました。上海亓門文化伝播有限公司の創始者であるフランス人のル・ゲルニック・クラリス氏は、「このサイトを使えば、当社のお客様に英語の情報を直接送ることができます。数年前には実現できなかったことです」と述べました。彼女の会社は、シティウォーク、都市の実景文化探索、都市文化探索ラン挑戦などの形式を通じて、上海の人文と歴史を探求することに力をいれており、上海の人文と歴史の魅力を海外からの上海文化を愛する人々に伝えています。
楊樹浦発電所遺跡公園では、各国からの若者たちは百年の歴史を持つ産業遺産の建物が、いかに「住みやすく訪れやすい」革新的な空間へと生まれ変わったのかを学びました。その後、上海人民都市実践展示館では、AIデジタルヒューマン「申楊」と交流し、上海の就職支援政策について説明を受けました。また、「上海国際サービスポータル」の「就職」「留学」セクションを通じて、外国人向けの職業情報や学術プログラム、人材政策について探りました。最後に、世界技能博物館では、参加者たちは中国高速列車「復興号」のシミュレーター運転や「楊浦リバーサイド漫遊」バーチャルサイクリングを体験し、「デジタルライフを支える革新的な技術」を体感し、デジタルライフの本質や意義について考えを共有しました。
最近「上海国際サービスポータル」を利用し始めた米国の青年のコナー・ウィークス氏は、「今は、この1つのサイトだけで旅行・仕事・生活などあらゆるニーズに応えられるので、とても便利です」と語り、中国で働こうと考えていると述べました。そして、それに対し、すでに上海で起業しているセルビア出身の若者フィリップ・フィリッポヴィッチ氏は、「以前は中国語で資料を調べたり手続きをしたりするとき、関連する情報が散らばっていて大変でした。しかし、このプラットフォームでは、外国人に関するすべての情報を1つにまとめてくれているので、手続きがとてもスムーズになりました」と述べました。

グローバルZ世代交流体験イベントに参加する世界各地からの若者たち
イベントは円卓対話で締めくくられ、中国と外国の若者たちが「中国との最初の出会い」を語り合い、テクノロジーが公共サービスをどのように向上させるかを探り、より包摂的で多文化的なコミュニティの未来を展望しました。ロシア出身の企業家でインフルエンサーのアレクサンドラ・アントネンコ氏は、「異なる背景を持つ若者たちが上海で交流し、学び合うことは、まさに異文化対話の力を示しています。上海国際サービスポータルは、包摂性と先見性を備えた都市コミュニティのモデルとなっています」とまとめました。

グローバルZ世代交流体験イベントに参加する世界各地からの若者たち
今回のイベントは、上海の掲げる「人民の都市」という理念とデジタルイノベーションの成果を生き生きと体現しました。そして、世界のZ世代に都市づくりへ参画するプラットフォームを提供し、新しい発想と国際的な視点によって、上海の持続的な発展と変革を後押ししています。