第15回上海大学生・第3回長江デルタ地域外国人留学生ドラゴンボートレースが開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-05-29

5月24日、「感知中国」——第15回上海大学生・第3回長江デルタ地域外国人留学生ドラゴンボートレースが開催されました。復旦大学、南京理工大学、浙江大学、中国科学技術大学など江蘇・浙江・上海・安徽地域の留学生で構成されたドラゴンボートチームが、華東理工大学奉賢キャンパスの通海湖に集結しました。102カ国から33チーム、792人の選手たちが熱戦を繰り広げ、数千人の観客が通海湖の湖畔に集まり、この盛況ぶりを鑑賞しました。

龙舟赛.png

ドラゴンボートレースの会場の盛況(写真提供・上観新聞)

今回の大会は男女混合の200m直線レースでした。激戦を繰り広げた予選と決勝戦を経て、上海師範大学がダークホースとして同校初の一等賞を獲得し、江蘇科技大学と復旦大学が二等賞、南京理工大学・浙江大学・上海中医薬大学・華東師範大学・上海電力大学の5大学が三等賞を獲得しました。

上海師範大学ドラゴンボートチームのリーダーであるフランス人留学生の玉麗さん(中国語名)は興奮を抑えきれない様子で、「週2回の練習は厳しかったが、非常にやりがいがあった。ドラゴンボートレースを通じて中国の端午節文化への理解を深め、団結心と友情も育んできた。競技文化で中国の伝統文化をより深く体感できたのだ」と語りました。華東理工大学ドラゴンボートチームのリーダーであるサウジアラビア人留学生の索非凡さん(中国語名)は、「ドラゴンボートはチームスポーツだから、人数が多いほど力が強い。私たちは力をひとつに、一漕ぎごとにチームの信頼感が伝わってくる」と感慨深げに話しました。蘇州大学の範儒安さん(中国語名)は南アフリカ人で、2度目の出場となる今大会について、「イベントを通じて多くの友達をつくって、視野を広げられた。また、この大会で他の大学との交流も深まった」と語りました。

同大会は15年連続で開催されてきました。今では、上海および長江デルタ地域における外国人留学生の間で最も影響力のある年間スポーツイベントの一つになっています。

出典:上観新聞