「日本の大学生が見る中国」訪中団、上海で百度、美団を見学

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-09-06

9月2日、上海を訪れた日本の大学生たちは百度のApollo無人運転センターと美団を訪れ、中国のテクノロジーの強い鼓動と、それが中国人の日常生活にもたらした変化と利便性を体感しました。

無人運転車は快適!

無人運転技術に関しては、広く報道されていますが、日本の大学生たちが、無人運転車に乗るのは初めてです。手をもみつつ、列を作り、学生たちは乗ってみたくてうずうずしていました。

百度Apollo無人運転センターで無人運転車と写真を撮る日本の学生たち。(撮影・張剣/新民晩報)

その日の天気はあまり良くなかったものの、実際の道路での無人運転車の走行体験に影響はありませんでした。「思った以上に安定していてスムーズだわ」と、中央大学の瀬上茉莉花さんは前方の道路状況を見ながら感嘆し、隣に座っていた中国学生に中国での無人運転技術の普及具合について尋ねました。無人運転タクシーがすでに走っている地方があることを知ると、彼女は信じられないというような顔をしました。「えっ、本当ですか?日本では無人運転車が実際に走っているなんて聞いたことがありません」。

実際、中国における無人運転技術の発展スピードは多くの人を驚かせています。2013年、百度は無人運転車プロジェクトを立ち上げ、わずか8年後には、人間の手足と脳を完全に解放し、ユーザーの潜在的なニーズを分析し、主体的にサービスを提供し、さらには自己学習してアップグレードする能力を備えたL5車両ロボットを発表しました。現在、中国のいくつかの都市では無人運転タクシーが走っているのを見ることができます。

「私は運転する感覚が好きなので、自分で運転することを優先します」と話す、中央大学の長谷川綾さんですが、無人運転の応用をとても楽しみにしています。「もし将来、運転することがおっくうになったら、きっと無人運転技術を使うでしょう」。

ドローンによるフードデリバリー、速い!

WeChatでスキャンして、黄興公園の位置を確認すると、日本の大学生早川公晴さんは、彼の好きなミルクティーを注文しました。すぐに彼のスマホに「ドローンが受け取り中」と表示されました。そして、わずか17分後、公園の上空にドローンが現れ、学生たちから歓声が上がりました。この時、スマホの画面には「商品が配達されました」と表示され、電話番号の後ろ4桁の数字を入力し、早川さんはデリバリーキャビネットからミルクティーの入った箱を取り出しました。

ミルクティーを飲みながら、早川さんはその操作の便利さに感嘆しました。中国に留学している彼は美団のアプリを使ってよくデリバリーを注文していますが、ドローンによる配達を体験するのは初めてでした。「これなら交通渋滞の影響を受けず、迅速に、最も美味しい状態で料理を確実に届けることができます」。万里の長城で観光する際にも、スマホで注文し、第4世代の美団ドローンによるデリバリーを受け取ることができるようになったと知った早川さんは「え?そんなに便利なのですか」と驚きを隠せませんでした。

軽量構造の美団ドローンを手に取る日本の学生たち。(写真・新民晩報)

日本の学生たちは、見た目はかなり大きな美団のドローンが実際にはわずか7㎏しかないことに驚いていました。楊浦区にある美団総合指揮センターで、2人の日本の女子学生がデモ用の美団ドローンを軽々と持ち上げ、「わあ!軽い!想像以上に軽いわ」と感嘆していました。

このようにテクノロジーと中国人の日常生活の素晴らしい融合を観察・体験したことは、日本の学生たちに衝撃を与えただけでなく、未来への無限の想像をももたらしたというべきでしょう。もしかしたら今、そして将来、この日本の大学生たちも心を開き、中国の若者たちと手を携えて、より想像力豊かな未来を築いていくかもしれません。

情報源:新民晩報