上海大学国際文化祭が開幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-05-13

11回上海大学国際文化祭に30以上の国の中国と外国の教師・学生が参加しました。(写真・上海大学)

11回上海大学国際文化祭が5月10日に幕を開けました。今回の文化祭は「竜は四海に遊び、新たな一章を共に書き綴る(New Chapter Go Global SHUers)」をテーマに、30以上の国中国と外国の教師・学生が参加しました。

上海大学国際部の王麗娜党委員会書記は、開会式において以下のように述べました。「年に一回の文化祭に、エジプト、日本、タイ、ロシア、中国などの国の学生が集まっています。彼らは国際文化風情展で自国の文化製品を展示し、自国の歴史文化と民族風情を紹介します。文化祭は、各国の優秀な若者同士の間の文化交流を促進する架け橋となっています」

開会式では、上海大学の留学生からなる海翼合唱団が来場者たちに「同一首歌(同じ歌)」の合唱を披露しました。世界各地からの留学生たちは歌を通じて上海大学への願いを表しました。

今回の文化祭の国際文化風情展に計36カ国のブースが設けられました。各国のブースはポスターや掲示板、手工芸品などを通じて、それぞれの国の歴史・文化と民族風情が十分に展示しました。そして、楽しみを増やすため、各ブースでは、豆知識クイズや体験ゲームなど、来場者がその国の文化の特色をより深く理解できるような工夫が凝らされており、中国と外国の教師・学生が交流を通じて友好を深め、視野を広げることができました。

また、各国の学生たちは腕を振るい、さまざまな風味溢れる特別料理を提供しました。さらに、各国のブースに独自のスタンプも用意されて、来場者が30カ国分のスタンプを集めるとプレゼントに交換できます。

エジプトのブースで、グローバル・スタディーズの博士号を持つAsmaa Ramadan Metwally Abusamakさんが、自分のブースの記念品について来場者に紹介していました。今回で3回目同文化祭に参加する彼女は「中国の学生は私の国に強い興味を持っていますので、私は自分の知っているすべてを示すようにします」と話しました。上海大学国際文化祭は、上海大学の国際化を象徴するイベントとして、これまで10回成功裏に開催されました。

今回の文化祭期間中、5月から6月にかけて、学術講演会、体験イベント、アートイベントなどが含まれる合計29のイベントが開催される予定です。

情報源:チャイナデイリー、上海大学