外国人選手が第21回上海蘇州河都市ドラゴンボート招待レースに参加
5月25日、第21回上海蘇州河都市ドラゴンボート招待レースの決勝戦が普陀区の中遠両湾城・夢清園水域で開催されました。同大会は2001年に創設され、普陀区の端午節の伝統的なスポーツ行事です。今年は58チーム、1078名の選手が参加し、参加規模は過去10年間で最大を記録しました。

蘇州河都市ドラゴンボート招待レースの様子(写真提供・上観新聞)
大会はエリート部門、オープン部門、高校部門、中学部門、一般部門の5部門を設置し、国内外のプロチームから青少年、市民グループまで幅広い層をカバーしています。このうち、外国人選手数が大幅に増加し、合計89人の外国人選手が招待され、前年同期比で81.6%増加しました。オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、マレーシア、オーストラリア、カナダなどの国と地域のドラゴンボートチームが蘇州河で競い合うだけでなく、アメリカ、ドイツ、スペイン、スイス、ハンガリー、シンガポール、南アフリカなどの国と地域のドラゴンボート愛好者も、「蘇州白娘子」「外国記者」「上海龍」「上海国際友人」などのドラゴンボートチームで主力を担っています。さらに、ドイツ、アメリカ、スイス、ハンガリー、シンガポールなどの在上海特派員で結成された外国人記者ドラゴンボートチームが、参加者として新たな視点から蘇州河のドラゴンボートレースの風習と会場の盛況を体感しました。

ドラゴンボート招待レースの外国人選手(写真提供・VCG)
さらに、今年の上海市「五五ショッピングフェスティバル」の最初の特色IPイベントとして、「龍舟上河図」が5月25日にスタートしました。今回のイベントは天安千樹という商業施設を核とし、蘇州河沿いの資源を連動させ、「大会イベント+文化+消費」の三位一体の革新的なモデルを通じて、『清明上河図』の賑わいを再現し、市民や観光客に向けて没入型の文化・観光消費の饗宴を創り出しています。

蘇州河都市ドラゴンボート招待レースの様子(写真提供・上観新聞)

宋韻市集(写真提供・上観新聞)

蘇州河都市ドラゴンボート招待レースの様子(写真提供・上観新聞)
今回のイベントは「舟行古今」をテーマに、蘇州河国際ドラゴンボートレースと宋韻市集(宋代の文化をテーマにしたマルシェ)を深く融合させました。蘇州河の両岸に沿って、川沿いの遊歩道に没入型市場が設置されました。観光客はドラゴンボートレースの熱戦を鑑賞できるだけでなく、古風の市を散策しながら、蹴鞠や投壺などの伝統遊戯を体験できます。さらに、無形文化遺産継承者による実演指導や、文化クリエイティブグッズの手作り体験、NPCとの交流プログラムなども体験可能で、イベントの参加型要素と没入感が大幅に向上しています。
出典:上観新聞