上海タワー・タワーランニング・ウーマンチャレンジが閉幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-05-21

第2回上海タワー・タワーランニング・ウーマンチャレンジ(上海タワー女子階段垂直マラソン)がこのほど、上海タワーにて閉幕しました。中国の徐和平選手が優勝し、中国女性の競技ぶりを魅せつけました。世界初の女性を対象としたタワーランニングチャレンジとして、今回の大会ではアジア・ヨーロッパ・アフリカなど10カ国・地域以上から800人の女性選手が参加し、参加者の年齢層は10歳から60歳まで幅広く、国際化レベルと大会の影響力が大きく向上しました。

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上海タワー・タワーランニング・ウーマンチャレンジが中国一の超高層ビル「上海タワー」で開催。(写真提供・大会組織委員会)

上海タワーは浦東新区の陸家嘴に位置し、高さは632メートルに達し、中国で最も高いビルです。上海タワー・タワーランニング・チャレンジは上海タワーが独自に開発したスポーツブランドイベントとして、2017年の創設以来「世界最大規模」「最高ポイント」「最高層ビル開催」を兼ね備えたトップクラス大会に成長してきました。影響力と認知度が年々拡大し、今年は「上海ブランド」と「上海イベント」のダブル認証を獲得しました。

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試合を終えた国際選手(写真提供・大会組織委員会)

2024年、上海タワーは大会5周年を機に世界初のタワーランニング・ウーマンチャレンジを開催し、スポーツによる女性へのエンパワーメントの推進、競技分野における女性の参加率と社会的影響力の向上を実現しました。今大会の難易度と挑戦性を高めるため、コースを昨年の40階(79F~119F)から50階(69F~119F)に伸ばしました。

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チームで出場した選手たち(写真提供・大会組織委員会)

このほか、主催者側は「HONEY同行チャレンジ」部門を創設し、母娘・親友・姉妹のペア50組が共に挑戦できました。完走者は119階の展望フロアで黄浦江の絶景を眺めたり、ストレッチマッサージサービスを体験したりするなどができるほか、ブラインドボックスコーナーで記念品を抽選することもできます。このように、挑戦にさらなる楽しさとインタラクティブ性を加えます。フランス人の留学生チームが協力して119階の観光ホールに上り、黄浦江両岸の美しい景色を見下ろした際、「いつもと違う上海を見られ、とても驚きに満ちた体験だ」と感慨深げに語りました。

出典:上観新聞、大会組織委員会