2月25日午後、2025上海セーリングオープン選手権組織委員会は記者会見を開き、大会情報を紹介し、大会応募と上海セーリングオープン×臨港ビジネス・観光・文化・スポーツ連動イベントの開始を発表しました。

2025上海セーリングオープン選手権は2025年3月25日から3月30日まで開催され、競技場は滴水湖で、開会式のパレードは黄浦江虹口浜江区間で行われます。今回の大会の競技種目は昨年のJ80級とILCA6級（オープン部門と女子部門）に基づいてILCA7級を増設しました。大会に参加する船舶数はILCA6級30艇、ILCA7級30艇、J80級30艇で、参加者数は約300人です。

2025上海セーリングオープン選手権は2025年3月25日から3月30日まで開催されます。(写真・文匯報)

ILCA7級ヨット（元のレーザー級ヨット）は男子シングル操縦に適しており、現在のオリンピック男子シングルハンドの指定船です。1996年アトランタオリンピックから、ILCA7級ヨットはオリンピック男子シングルハンドの競技種目となっており、ほかにも世界選手権、アジア選手権などの重要な競技でも見られます。今回の大会にILCA7級部門を増設したのは、専門的プラットフォームを提供し、優秀なセーリング予備人材を育成し、上海ひいては中国のセーリングレースの未来の発展のために人材を備蓄し、国際大会で中国セーリングの競争力を持続的にアピールすることを目的としています。

今回の大会には、東京オリンピックとパリオリンピックに参加した多くの優秀なセーリング選手を含む世界各地からのトップ選手が参加します。大会組織委員会はすでにスペイン、ポルトガル、イスラエル、イタリア、オーストラリア、エジプト、マルタ、イギリス、カナダ、フィジーなど10カ国からのトップ選手を招待しており、中にはILCA7級世界ランキングトップ10のエリート選手も見られます。

発表会当日、大会の応募作業が同時に始まりました。ILCA6級とILCA7級の参加枠は大会組織委員会が招待し、J80級は指定招待と公開応募を組み合わせた形を採用し、参加チームはヘルムスマン、リーダー、コーチを含む1艇あたり8人に制限されています。大会組織委員会は応募資格を満たすチームの中から抽選で最終参加枠を決定します。すべての参加選手は相応するセーリング資格認証を所持しなければなりません。

今年の上海セーリングオープン選手権は、素晴らしいセーリング競技のほか、市民に豊富なインタラクション体験をも提供します。大会組織委員会は臨港新エリアと提携し、様々な革新的なイベントを展開しています。市民は大会プラットフォームを通じて試合観戦を予約できるだけでなく、臨港の人気スポットとの共同チケット割引も受けることができます。今年の大会は、テーマ週末、観戦プラン、直通バスなどのイベントも実施されます。

出典：解放日報・上観新聞、文匯報