第4回上海カップシャンチー(中国将棋)大師オープン日本大会が開幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-08-07

このほど、第4回上海カップシャンチー(象棋、中国将棋)大師オープン日本大会が東京「中国文化センター」で開幕しました。

中国象棋協会副主席、上海象棋協会長の単霞麗氏、上海象棋協会副会長の封徳華氏、日本シャンチー協会理事長の中村千鶴氏、慶應義塾大学名誉教授の関根謙氏が開会式でスピーチを行いました。

単霞麗氏は、「上海カップシャンチー(中国将棋)大師オープンは、中国将棋界の重要な大会として、中国将棋の世界的な普及と交流を促進するだけでなく、各国の棋士が互いに学びあい、共に進歩するための架け橋となっています。第3回上海カップは、初めて海外に進出し、欧州象棋連盟とドイツ大会を共催しました。今回は日本で開催されるにあたり、日本の象棋ファンの皆さまと深く交流し、中日両国の文化の交流・融合と発展をともに促進することを期待しております」と述べました。

開会式では、日本体育大学の空手の選手たちによる素晴らしい演武が披露され、知的競技であるこの大会に一味違った活気を与えました。その後、有名な古筝演奏家と歌手が、日本の名曲を2曲共演し、観客に披露しました。

その後の車輪戦(同時多面指し)では、2人の象棋の達人である趙玮氏と董旭彬氏が、日本の棋士たちと激しい対戦を繰り広げました。日本からの所司氏は、多棋種車輪戦を行い、その棋力と幅広い知識を示し、観客から賞賛を浴びました。対局後、趙玮氏は特に素晴らしい1局を選んで解説を行いました。

4回上海カップシャンチー(中国将棋)大師オープン日本大会の開催は、ハイレベルな象棋の対決であると同時に、国境を越えた文化交流と融合の場でもありました。今後、中国と日本、そして、世界各国の象棋の交流と協力がさらに緊密になものとなり、象棋文化の繁栄と発展がともに促進されると信じています。

情報源:新民晩報