2024世界クライミングフェスティバルが上海市北外灘で初開催
2024世界クライミングフェスティバル(The North Face 2024 Climb Festival)の上海大会が7月7日に閉幕し、エリート選手とアマチュアが北外灘で一緒にロッククライミングの魅力と楽しさを観光客に紹介しました。
イベント主催者は黄浦江のほとりにアーチ型のクライミングウォールと、アマチュア向けの難易度が低い小型クライミングウォールを設置しました。対岸には高層ビルが立ち並ぶ上海のランドマーク、陸家嘴があります。イベントは2日間にわたり、スピード競技のほか、あらゆる年齢層が楽しめる多彩なプログラムが用意されています。会場は、ピークスペース、プロフェッショナル競技エリア、ポップアップストア、クロスカントリーゾーンの4つのエリアに分かれており、参加者は都市の中心でアウトドアの楽しさを体験できます。
スピード競技では、全国各地から集まった40人のエリート選手が男子組・女子組で何度も競い合い、青少年組には7歳から13歳までの100人のロッククライミング愛好家が参加しました。最終的に、深圳バナナクライミングクラブの余鑫選手が男子組のチャンピオンに、上海クライミングファクトリークラブの肖孟涵選手が女子組のチャンピオンに輝きました。
有名なアウトドアガイド兼コーチの孫斌氏は「ロッククライミングはスポーツとして、体力と意志力を鍛えるだけでなく、その形式も非常に重要です。全くロッククライミングに触れたことがない人にとって、このスポーツは依然として生活から遠い存在です。今回のクライミングフェスティバルは上海の北外灘という象徴的な都市の中心地にクライミングウォール設置し、観客の好奇心を刺激し、興味を引きつけるでしょう。多くの人々が会場でロッククライミングに挑戦しました」と語りました。
世界クライミングフェスティバルは、アウトドアブランドのザ・ノース・フェイス(The North Face)が主催し、上海のほか、今年はイギリスのロンドンとアメリカのニューヨークでも開催される予定です。
情報源:新華網