第20回上海蘇州河都市ドラゴンボート招待レース開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-06-04

(写真・東方網、以下同)

先日、普陀区の中遠両湾シティ夢清園の水域において、第20回上海蘇州河都市ドラゴンボート招待レースが開催されました。世界のさまざまな国と地域から36チーム、700人以上の選手がこの水上レースに参加し、蘇州河で「ワイルド・スピード」を共演しました。

今年のドラゴンボートレースにはエリート部門・大学生部門・一般部門・国際部門の4つの部門に合計36チームがエントリーしました。2日間のレースを経て、最終的にエリート部門の22人乗りのレースでは、「寧波青商会ドラゴンボートチーム」、大学部門の22人乗りレースでは、「聊城大学ドラゴンボートチーム」、一般部門の12人乗りレースでは、「南通市ドラゴンボート協会北翼99ドラゴンボートチーム」、国際部門の12人乗りレースでは、ロシアの「ウラジオストク・タイガー・ドラゴンボートチーム」がそれぞれ優勝を獲得しました。

初参加で優勝を果たしたロシアのウラジオストク・タイガー・ドラゴンボートチームのセフチェンコ・キリル(SEHVCHENKO KIRILL)選手は、「上海でのレースに招待されたことを知り、6ヶ月前から準備を始めました」と述べました。このチームは予選から好調な試合運びを見せ、決勝では全チーム中、唯一53秒を切りました。また、キリル選手は、「ボートを漕ぎながら、沿岸の風景を楽しむことができました。また来年もチャンスがあれば参加したいです」と語りました。

また、上海ハーバー・フットボールクラブのヘッドコーチであるムスカットKevin Vincent Muscat)氏も今回のドラゴンボート招待レースに参加し、端午の節句に中国の伝統的な文化行事であるドラゴンボートをしっかりと体験しました。同氏は、「私と家族にとって、これは上海の都市文化を味わう方法なのです」と語ったのが印象的でした。

フットボールのコーチとして、ムスカット氏はさまざまなスポーツイベントに参加することで上海の都市文化を体験してきました。彼は、自身のように上海で働き、生活をしている外国人にとって、これらの一歩一歩が、周囲のすべてにより深く溶け込めるようになるのに有益だと考えています。彼はまた、「私たちはあらゆるスポーツを普及させるべきです。特に若い世代にとって、スポーツの普及はより不可欠です。人々に健康的なライフスタイルを理解してもらい、同時にすべての人に心の健康を広めなければいけません」と強調しました。

情報源:東方網