パリオリンピック予選シリーズ・上海大会閉幕!IOCのバッハ会長が高く評価

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-05-21

4日間にわたって開催されたパリオリンピック予選シリーズ・上海大会が5月19日に閉幕しました。 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、上海大会を高く評価し、国際オリンピック委員会を代表して、今回の大会のために準備をした上海に感謝の意を表し、「あらゆる面が最高の水準に達しています。10点満点であれば、間違いなく10点を与えです」と述べました。

国際オリンピック委員会によって新たに創設されたこのイベントでは、スケートボード、スポーツクライミング、ブレイキン、BMXフリースタイルの4つのオリンピック新競技の世界トップアスリート464人が、150以上のパリオリンピック出場枠を目指して競い合いました。4日間の予選シリーズは世界中から、特に中国の観客からの注目を集めました。組織委員会が提供した公式データによると、4万5000人以上の観客が入場して観戦しました。そのうち89%が国内観客、11%が海外観客でした。18歳未満の観客が30%を占め、18 ~45歳の観客が58%を占めました。

スケートボード女子ストリートの決勝戦を観戦する観客。

「正直に言えば、帰りたくないです!」とバッハ会長は5月19日の記者会見で語りました。バッハ会長の2日間の上海旅のスケジュールはぎっしり詰まりました。5月19日、彼は早朝に上海体育大学に行き、同校の名誉教授に招聘されました。その後、黄浦濱江都市運動公園に姿を現し、観戦しながら試合を観戦しに来た観客たちと交流しました。「若い世代がこの新しいオリンピック体験を楽しんでいることがわかりました」とバッハ会長。

オリンピック予選シリーズ上海大会スポッツクライミング女子ボルダー&リード決勝戦を観戦する国際オリンピック委員会のバッハ会長。

5年前、これらの試合で中国選手の姿は珍しいでしたが、5年後、多くの中国選手はスターのように、出場するだけでなく、オリンピックレベルに進んでいて、メダルも獲得しました」と、バッハ会長は大会の運営以外、中国選手も称賛しました。

この大会で中国チームは素晴らしい成績を収めました。最も実りの多かったのはBMXフリースタイルです。パーク女子では、中国チームの孫思蓓、孫佳琪、鄧雅文3人の選手が多くのヨーロッパやアメリカの選手を破って上位3位を獲得し、「パリオリンピックでメダル、もしくは金メダルを獲得するでしょう」を人々の期待が寄せられました。このほか、中国スポッツクライミングチームとブレイキンチームも好成績を収めました。

2024年5月18日、授賞式で優勝を祝った準優勝の孫佳琪選手(右)、優勝の孫思蓓選手(中央)、3位の鄧雅文選手。(写真・新華社通信)

パリオリンピック予選シリーズ上海大会の成功は、上海のイベント運営能力を証明しただけではなく、オリンピック競技における世界中のアスリートの卓越したパフォーマンスとオリンピック精神への絶え間ない追求も表しました。

情報源:The Paper