世界大学生囲碁選手権、7月に上海で開催へ
5月10日、第10回世界大学生囲碁選手権の記者会見及び在上海留学生囲碁研修クラスの開講式が復旦大学で行われました。本大会は、今年7月7日から13日まで復旦大学で開催され、7月8日から11日までが公式戦となります。会場は復旦大学正大体育館に設けられます。
第10回世界大学生囲碁選手権記者会見及び在上海留学生囲碁研修クラス開講式の様子(写真提供・上観新聞)
世界大学生囲碁選手権が中国本土で開催されるのは今回が初めてであり、また歴代大会の中で出場規模が最大となる見込みです。大会期間中、公式戦のほか、国内外の選手によるキャンパス交流対局、囲碁をテーマとした講演、上海の都市文化体験などのイベントが企画されており、異なる国や地域からの若手棋士たちが盤上で技を競い合うだけではなく、街歩きを通じて上海を体感し、中国への理解を深めることができます。大会スケジュールによると、7月12日には上海都市文化体験活動も予定されています。
復旦大学と囲碁には深い縁があります。1995年、復旦大学アマチュア囲碁学院が設立され、これは中国の大学で最も早く設立された囲碁学院とされています。30年以上にわたり、復旦大学は学内への囲碁文化普及を推進し、「碁で知恵を養い、碁で徳を育み、碁で人を育てる」という理念を貫き、鮮明なキャンパス文化の特色を形成しています。今回、復旦大学が大会の開催校に選ばれたことで、この国際大会と大学の文化伝統がより緊密に結びつくことになりました。
大会の重要な関連活動として、在上海留学生囲碁研修クラスが同日にスタートしました。この研修クラスは上海の大学に在籍する留学生を対象に囲碁スキルの指導を行い、囲碁の基本ルールから実戦訓練まで体系的に組み立てられたカリキュラムを実施します。また、中国語と英語バイリンガルのアシスタントを配置することで、外国の若者がよりスムーズに囲碁に親しみ、理解を深められます。研修クラスではさらに、中国風文化クリエイティブ作品の共有、国内外の友好対局、漢服体験なども盛り込まれ、囲碁の学習が「体感、参加、共有」できる文化体験となることを目指します。
関係者によると、今回の研修クラスは上海の留学生から広く関心を集め、200人以上から応募が寄せられ、最終的に86名の研修生が選抜されました。参加者は英国、ミャンマー、マレーシア、パキスタン、エジプト、シンガポール、オーストラリア、モンゴル、インドネシア、ノルウェー、カザフスタン、タイ、ベトナム、ロシア、米国、ブラジル、インド、ドイツ、フランス、日本など35カ国から集まり、復旦大学、上海交通大学、同済大学など14大学をカバーしています。
上海は現在、世界的なスポーツ都市の建設を加速させています。今回の世界大学生囲碁選手権の価値は、単に国際大会が上海で開催されるという点だけでなく、上海が「囲碁対局」によって「交流の橋」を架けたこと、つまり世界の若者たちが対局を通じて知り合い、交流を通じて理解を深め、都市体験を通じて、開かれた、包容力、自信に満ちた中国を体感するということです。
出典:上観新聞