2025年上海外商投資企業ESGレポート及び事例発表会が長寧で開催

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このほど、「2025年上海外商投資企業ESGレポート及び事例発表会」が長寧区の西郊賓館で開催され、関連する政府部門の指導者、専門家及び外資系企業の代表者が一堂に会し、外資系企業のESG情報開示に関する現地での取り組みとグローバルな連携について議論を深めました。

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発表会の様子(写真提供・WeChat公式アカウント「上海長寧」)

2025年度の上海市における外資系企業の優れたESGレポートおよび事例が会場で発表されました。統一企業(中国)投資有限公司など10社が「2025年度上海外資系企業優秀ESGレポート」として表彰され、8社が「2025年度上海外資系企業優秀ESG事例」に選出されました。

会議では、「2025年度における上海外資系企業のESGレポート分析」や「ESG情報開示の国際基準と国内指針の整合」などの基調講演が行われました。円卓会議では、ゲストたちが「ESG情報開示を通じて外資系企業の『中国の物語』をいかに語るか」というテーマで議論を展開しました。

上海市商務委員会が2024年3月に「本市の涉外企業における環境・社会・ガバナンス(ESG)能力向上を加速するための3カ年行動計画(2024~2026年)」を策定・発表して以来、上海はESGおよび持続可能な発展の推進において確固たる歩みを進め、実効的な措置を取ってきました。上海における涉外企業のガバナンスの規範化および情報開示の透明性は著しく向上しています。今後も、上海は政策体系とサービスのさらなる充実を図り、ESGをコンプライアンス要件からイノベーションの原動力および競争力へと転換し、外資系企業の持続可能な発展を支援していきます。

虹橋商務区はESGエコシステムの構築に注力し、政策支援、プラットフォームによるエンパワーメント、外資系企業の牽引力の発揮などを通じて、ESG理念を開放型ハブの構築に深く組み込んでいます。多くの外資企業によるESGの取り組みがこの地で世界にとって参考となる事例へと昇華し、世界の持続可能な発展に「虹橋の案」を提供しています。

長寧区は一貫して、政策と行動枠組みの構築、企業の革新的実践の促進、国際協力プラットフォームの構築という3つの側面からESG理念を地域発展に深く取り入れてきました。今後もESG発展の「パートナー」として、各方面と手を携え、共にグリーンな未来を築いていきます。

出典:WeChat公式アカウント「上海長寧」