上海が知的財産を守り、活かす 新たな質の生産力の発展を加速 

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知的財産分野の改革を一層推進し、全国に先駆けて効率的な知的財産権総合管理体制を確立し、知的財産権強市建設の綱要と計画を発表したとともに、「上海市知的財産権保護条例」および「上海市浦東新区における高水準の知的財産権保護制度の確立に関する若干規定」などの地方性法規を制定・実施することで、全国で初めて基層法院における知的財産権関連事件の全面管轄を実現し、全国初の知的財産権検察弁公室を設置し、全市の知的財産権分野の総合実力を著しく向上させました。

2020年以降、上海の1万人あたりの高価値発明特許保有件数は29.6件から65件に増加し、PCT国際特許出願(Patent Cooperation Treaty)数は3558件から7446件に増加し、有効な商標登録数は173万7400件から293万件に増加し、著作権年間登録数は31万8900件から46万件に増加し、中国特許金賞15件、中国著作権金賞5件を獲得し、中小企業2社がWIPOグローバルアワードを受賞しました。全市の特許実施許諾・譲渡件数は延べ3万2000回から6万5000回に増加し、特許・商標質権融資の年間登録金額は38億4000万元から402億元に増加し、知的財産権分野における人材の総数は6万人に達しました。

上海は、国際科学技術イノベーションセンターの戦略的任務に焦点を当て、新たな質の生産力の育成・発展を全力で支援し、「五つの体系」の健全化に力を入れています。

一つ目は、イノベーションの全面的な創出を支援するための制度・体系の整備。

知的財産の内容を「長江デルタ科学技術イノベーション協同発展の促進に関する決定」「上海市人工知能産業発展促進条例」「中国(上海)自由貿易試験区条例」などの地方性法規に組み込み、本市の知的財産権分野のビジネス環境の最適化、営業秘密保護の強化、大学・研究機関・医療衛生機関における科学技術の実用化促進などの政策措置を打ち出しました。

二つ目は、高水準のイノベーション創出を支える体系の整備。

上海市知的財産保護センターに人工知能分野における特許予備審査サービスの新規追加が承認されました。科学技術イノベーションと産業イノベーションへの支援に焦点を当て、三大先導産業における知的財産保護専門委員会の建設を深化させ、知的財産公共サービス支援プロジェクト2件、高価値特許に向けたアップグレード・育成プロジェクト20件を実施しました。データ製品の知的財産登録パイロット事業を深化させ、登録受理1280件、証明書発行836件、登録製品が創出した経済的価値が約200億元に達しました。

三つ目は、高価値知的財産の活用体系の整備。

特許の転化・運用3か年特別行動を徹底し、累計で7万6300件の既存特許を整理・調査し、全市の年間特許実施許諾・譲渡件数は前年比41.17%増加し、2166件の特許開放許諾を達成しました。4機関が第一陣の国家級産業知的財産運営センターに選ばれました。知的財産金融エコシステム総合試行運用を開始し、全国初の企業運営の知的財産権サービス信託商品を導入しました。第5回上海知的財産イノベーション賞の選考を実施し、9機関と45プロジェクトが表彰されました。

四つ目は、質の高いイノベーション発展を支える保護体系の整備。

市・区レベルの特許権侵害紛争の行政裁決体系の整備を一層推進し、技術調査官名簿と鑑定機関名簿を整備しました。海外知的財産紛争案件379件への対応を指導・支援し、新たに3か所の海外知的財産サービスステーションを設置しました。全市の法院は各種知的財産事件4万6000件を受理し、4万7000件を結審し、1億7000万元の懲罰的損害賠償を判決ました。全市の検察機関は、知的財産権侵害事犯の審査・逮捕案件302件を受理し、274人の逮捕を認め、659件を公訴しました。公安機関は、知的財産刑事事件550件以上を解決し、容疑者2100名を逮捕し、被害額は13億元に上りました。全市では商標・特許などの関連違法案件987件を立件・処分し、没収額が1128万9900元、特許権侵害紛争案件2678件を受理し、2684件を審決しました。

五つ目は、開放的なイノベーションを支えるエコシステムの整備。

知的財産権公共サービスによる企業支援を着実に推進し、特許代理機関の質の高い発展計画を実施し、代理業界の特別是正措置および「藍天行動(非正常出願行為を取り締まるキャンペーン)」を実行しました。「知的財産権と人工知能」をテーマに、第22回上海知的財産国際フォーラムを開催しました。WIPO GREEN都市加速プロジェクト(上海)は技術ニーズ48件を発掘し、そのうち、7件に応えました。対外的な知的財産権保護に関する人材育成プロジェクトを実施し、国際案件に対応できる知的財産権弁護士や紛争解決人材などの育成を強化しました。

今後の取り組みとして、上海は国際的なベストプラクティスをベンチマークとして、知的財産権制度のイノベーションと管理のイノベーションを深化させます。また、知的財産「第15次五か年計画」の策定・実施を手がかりとして、新たな質の生産力の発展において知的財産による後押しを引き続き発揮します。

具体的には、以下の通りです。一つ目は、高価値知的財産創出発信地の形成に力を入れ、知的財産専門家チームを作成し、国家戦略的科学技術に先手のサービスを提供し、重点産業の特許迅速事前審査メカニズムを整え、データ製品の知的財産権登録試行運用を深化させること。二つ目は、高効率な知的財産権活用の主要拠点の構築に力を入れ、重点産業パークと重点産業の活用促進メカニズムをさらに最適化し、成果転化活用を支える市場化支援体系を整えること。三つ目は、高水準の知的財産権保護拠点の建設に力を入れ、新興分野の保護制度を整え、部門間協同保護メカニズムを整備し、海外知的財産権保護を強化し、科学技術イノベーション企業の知的財産権保護メカニズムを最適化すること。四つ目は、高標準知的財産権サービス拠点の構築に力を入れ、公共サービス体系と重点産業サービスメカニズムを整備し、サービス業の質の高い発展を促進すること。五つ目は、知的財産権人材拠点の構築に力を入れ、行政裁決、技術調査、特許代理、海外法律、成果の活用・転化などの専門人材の育成を強化し、国際的、専門的、複合人材チームの構築を加速すること。

※ 上記日本語翻訳は参考用です。中国語版が正式なものであり、両言語版の間に相違がある場合、中国語版が優先されます。

出典:WeChat 公式アカウント「上海発布」