上海へようこそ
中国の直轄市として、上海は包容力を持つだけでなく、卓越を求め、謙虚さを備える現代的な国際都市です。
中国東部の長江の河口にあり、太平洋を臨む上海は、中国で最も活気のある、開放的で革新的な地域である長江デルタの一部です。
中国最大の経済都市と最も重要な国際金融センターである上海は2023年前年比5%増の4兆7200億元のGDPを達成しました。
上海はまた、世界をリードする国際貿易と消費の中心地であり、そのコンテナ取扱量が世界の第1位です。2023年、上海の輸出入総額は過去最高の4兆2100億元に達しました。また、全市の社会消費財小売総額は前年比12.6%増加しました。
上海は重要な国際的船舶輸送センターと開放的なハブであり、RCEP協定(地域的な包括的経済連携協定)を着実に実施し、外高橋と虹橋国家輸入貿易促進イノベーションモデルエリアの建設を加速させています。
上海は国際科学技術イノベーションセンターの建設においても重要な進展を遂げました。2023年国内総生産(GDP)に占める研究開発費用の割合は約4.4%となり、1万人あたりの高価値発明特許は50.2件です。
上海は国際的な影響力のあるデジタル都市に向けて発展し、都市のデジタル化モデル転換への基礎的な支援を強化しています。
上海は中国国内で最も国際化された都市の一つであり、2023年末までに956の多国籍企業の地域本部と561の外国投資の研究開発センターが置かれています。
上海はまた、世界的に有名な文化都市であり、国際観光地でもあります。2022年末までに全市に239の公共図書館と162の博物館があります。2022年、上海で46の重要な国際国内スポーツイベント、または重要な文化活動が開催されました。
上海市の交通システムはますます効率的になりつつあり、地下鉄の運行距離は831キロメートルに達しています。上海には充実した教育システムが完備されており、2022年末までに68の高等教育機関、900の中学校、664の小学校があります。
上海は世界的な影響力を持つ社会主義都市になるという目標を達成するために、都市のソフトパワーを強化しつつあります。今後、上海は引き続き「国際的、革新的、包括的」という特色を際立たせ、質の高い発展に重点を置き、国際的な経済、金融、貿易、輸送、科学技術イノベーションセンターを作り、重要な影響力を持つグローバルデジタル都市になるように取り組んでいきます。
情報源:上海市政府活動報告、上海税関、文匯網、上海概覧2023、上海年鑑2023