モバイルバッテリーのレンタル方法

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レストランやショッピングモールなどの公共施設で、バッテリースタンドを整えている。(写真・シティニュースサービス)

今では、支払いをしたり、タクシーを呼んだり、地図アプリを使って道を探したりするなど、オンラインで利用するサービスが多いので、スマートフォンは非常に重要なものになっています。そのため、出かけるときにスマートフォンのバッテリーが切れると、大変不便になるでしょう。

幸いなことに、多くの店舗や交通ハブでモバイルバッテリーの貸し出しサービスが提供されています。以下はモバイルバッテリーのレンタル方法を詳しくご紹介します。

レンタルの流れ:

1.近くでモバイルバッテリーのバッテリースタンドを探す

通常、ショッピングモールやレストラン、フルーツショップ、地下鉄駅などの公共場所でモバイルバッテリーのレンタルサービスが提供されています。モバイルアプリストアでMeituan(美団)、Energy Monster(怪兽充電)、Jiedian(街電)、Xiaodian(小電)、Soudian(搜電)などの主なモバイルバッテリーレンタルサービス業者名を検索するか、WeChatやAlipayのミニアプリで「充電宝(モバイルバッテリー)」や「充電宝租借(モバイルバッテリーレンタル)」「充電宝付近(近くのモバイルバッテリー)」といったキーワードを検索し、最寄りのバッテリースタンドを探します。

2.バッテリースタンドのQRコードをスキャンする

バッテリースタンドに貼られているQRコードをWeChatまたはAlipayでスキャンすると、モバイルバッテリーのレンタルページに移動します。

3.モバイルバッテリーを選んでデポジットを支払う

レンタルページで、モバイルバッテリーの残りの電力、レンタル料金、デポジット、その他の情報を確認できます。関連する利用規約をよく読んで、借りたいモバイルバッテリーを選んでください。次に、デポジットを支払います。サービス業者によって金額が違っていますが、通常は50元から200元までです。支払いが完了すると、モバイルバッテリーのロックが解錠されます。

4. モバイルバッテリーを取り出し、デバイスを充電する

デポジットを支払った後、スロットからモバイルバッテリーを取り出すことができます。バッテリースタンドの指示に従い、充電器を優しく引き出してください。後、自分のデバイスを充電するだけです。

5. モバイルバッテリーを返却してデポジットが返金される

使用後、同じブランドのいずれかのバッテリースタンドの空きスロットにモバイルバッテリーを差し込んでください。

料金は、モバイルバッテリーの使用時間によって計算します。価格はブランドごとに異なり、同じブランドでも場所によって異なる場合があります。

例えば、豫園のような伝統的な観光名所では、ほとんどのモバイルバッテリーは1時間あたり4元(82円)から5元(102円)で、当日24時までの最大料金は40元(820円)から50元(1,020円)です。また、新天地のような地元のランドマークでは、モバイルバッテリーの1時間あたりの料金は3元(61円)から7元(143円)で、当日24時までの最大料金は20元(410円)から50元(1,020円)です。郊外では、料金が少し低くなる傾向があります。閔行区の七宝古鎮エリアでは、1時間あたり1元(20円)から4元(82円)で、当日24時までの最大料金は10元(205円)から40元(420円)です。

返却の際には、モバイルバッテリーがオフになっていることを確認し、空きスロットに正しく差し込んでください。

返却後、自動的にデポジットが返金されます。具体的な返金時間は支払い方法によって異なりますが、通常1〜7営業日以内です。

注意点:

・適切なモバイルバッテリーを選んで下さい。一般的にどのモバイルバッテリーもType-C、Lightning、Micro USBの3タイプのケーブルを内蔵しているので、ほぼ全てのスマホに対応可能です。

・関連する安全ルールを守り、勝手に充電器を開けたり、部品を取り外したり、または改造したりしないでください。もしモバイルバッテリーに安全上の問題があるとお気づきになったら、直ちに使用を中止し、サービス業者のカスタマーサービスにご連絡してください。

・モバイルバッテリーを安全にご利用ください。破損や紛失があった場合、補償を求められる可能性があります。

・借りるときと同じ業者のバッテリースタンドに返してください。

・デポジットを支払う際には、安全な支払い方法を選択し、個人情報を共有したり詐欺に遭わないようにご注意してください。支払いに問題がある場合は、支払いプラットフォームのカスタマーサービスにご連絡してください

・また、USBケーブルとプラグを持っている場合は、カフェやレストラン、店舗に行き、スマートフォンを無料で充電できるか確認することもできます。

・地元の主要な交通拠点、鉄道駅、空港にも無料充電サービスのステーションがあります。

出典:シティ・ニュース・サービス