家を買うとき知っておきたいこと

上海虹橋海外人材ワンストップサービスセンター|

「上海で長く住みたい」方は家の購入を検討するのでしょう。しかし、「家持ち」になるためには、たくさんの要件や手続きが必要です。ここでは住宅購入に関する基本情報やアドバイスをご紹介します。

 

(写真・VCG)

上海でマンションや住宅を購入できる人は?

►中国の永住権(外国人永住居留証)を持っている外国人

►上海で一年以上働いている外国人

外国人が上海で住宅を購入する際のその他の条件

►労働契約を締結し、就労ビザを持っていること

►中国国内に他の不動産を所有していないこと

►1年以上継続している社会保険または個人所得税の納付記録を提出できること

►購入した住宅は居住用に限られ、賃貸や商業目的で使用することはできない

►外国人は居住用不動産を1件のみ購入できる

お知らせ

中国の永住権を持っている外国人は、住宅を購入する際に、労働契約、個人所得税または社会保険の納付証明、就労類居留許可証を提出する必要はありません。

住宅購入資格はいつ、どこで確認できますか?

お気に入りの物件を決めたら、住宅購入資格の初回審査の申請をお勧めします。申請用書類を不動産会社や仲介業者に提出し、不動産管理部門で審査の手続きをしていただけます。申請用書類は基本的に有効なパスポート、パスポートの中国語認証や現地の規定に沿った他の書類です。住宅購入資格が確認された後に契約書でサインすることができます。

住宅ローンを組めますか?税金はどう納付しますか?

必要があれば、住宅ローンを組むことができます。ただし、公証された契約書や銀行が求める他の書類が必要となります。基本的には人民元建てのローンと外貨建てのローンができますが、外貨建てのローンを組む場合は必ず為替レートをご留意ください。

不動産を登記する前に、不動産の種類や現地の不動産管理規制、具体的な状況によって、契税や他の税を納めることが必要です。税金納付の流れなどに関する具体的な情報は、仲介業者や不動産会社から確認することができます。

 

(写真・VCG)

不動産所有権の登録はどうしますか?

多くの場合、不動産の外国人所有を許可してもらうために、外国人の方は不動産項目弁公室に安全審査の申請を出す必要があります。ご購入の家は新築の場合は、不動産開発業者に連絡し、許可の取得を頼んでください。一方、中古住宅の場合には、売主と買主双方の身分証明書と不動産所有権証明書が必要です。

以上のことを済ませたら、登記処で手続きを進めることができます。必要な書類は、パスポートや居留許可、不動産購入契約書、納税証明書、署名済みの不動産購入申込書と不動産購入承諾書や規制に沿った他の書類です。注意点として、外国語で書かれた全ての書類は中国語に翻訳し、公証を受ける必要があります。代理人に手続きを委任する場合は、委任状と申請人・代理人両方の身分証明を提出する必要があります。

お知らせ

不動産購入に関する具体的な政策については、専門の仲介業者や不動産会社に相談することをお勧めします。また、地元の不動産会社より外国人の不動産購入問題や法律関連に詳しい国際不動産会社に問い合わせることをお勧めします。 

出典:govt.chinadaily.com.cn