上海の民間外交、多分野交流で民心の通じ合いを促進
過去5年間、上海市人民対外友好協会は民間外交の強みを活かし、「招き入れ」と「海外交流」活動を幅広く展開し、中国と外国の民心の通じ合いを促進し、上海の質の高い発展とハイレベルの開放を支援してきました。
2020年11月、中国ラオス鉄道中国区間に沿って社会実践を展開している中国とラオスの青年学生。(写真提供・上観新聞)
国家全体の外交への貢献に関して、上海市人民対外友好協会は重要な機会を捉え、中米間の記念活動を展開することで、米国の複数の州・都市との友好関係を強化するとともに、地方レベルの実務的協力を拡大し、中国国際輸入博覧会における米国食品の出展と農業パビリオンの設置を積極的に推進しました。また、周辺外交理念を積極的に実行に移し、近隣諸国との多分野交流を展開しました。さらに、大学と連携して「鉄道の相互接続、民心の通じ合い」プロジェクトを展開し、ラオスの鉄道人材育成を支援することで、「一帯一路」協力の民意の基盤を固めました。
2024年5月、上海市人民代表大会を見学している上海国家会計学院の留学生。(写真提供・上観新聞)
中国と外国の民心の通じ合いを促進するため、外国の方を「人民代表大会見学」などの活動に参加させることで、人民都市の理念と全過程人民民主の上海における実践を紹介しました。多分野にわたる異文化コミュニケーションを促進するため、舞踊劇『朱鷺』の大阪・関西万博での上演を実現し、上海と日本の友好都市提携記念活動を開催し、「上海の窓」海外図書寄贈活動を展開したほか、中独協力によるマルクス書斎の上海社会科学館での設置を推進しました。
交流・友好関係を通じた協力促進において、上海の「五つのセンター」構築をめぐって、中日企業産業セミナーを企画・運営し、複数の流域フォーラムや対話会を開催しました。このほか、理事会の体制強化を図り、民間外交の力を強め、民間外交メカニズムを革新し、「招き入れ」と「海外交流」プロジェクトを複数回開催しました。「身近な国際社会」づくりに積極的に取り組み、多言語版『外国人向け上海サービスガイド』を作成し、国際体験官チームを設立しました。外国人団体を支援し、外国人の上海への溶け込みを促進しました。
上海市人民対外友好協会は今後も引き続き革新を深化させ、民間外交の新たな原動力を引き出し、世界に向けて上海の声を伝え、中国のイメージを示していきます。
出典:解放日報、上観新聞