上海、6年連続で国際海運センター第3位を維持

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-07-17

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上海港に積み上げられたコンテナ(写真提供・IC)

7月11日、2025年中国航海の日・上海テーマイベント開幕式および2025北外灘海運ハイクオリティ発展大会では、最新版の「新華・バルチック国際海運センター発展指数報告」が発表されました。同報告によると、上海は6年連続で国際海運センターランキングで第3位を維持しています。

2025年の世界海運センター都市総合実力ランキングのトップ10は、シンガポール、ロンドン、上海、香港、ドバイ、ロッテルダム、寧波・舟山、アテネ・ピレウス、ハンブルク、ニューヨーク・ニュージャージーの順です。

中国を代表する海運センターとして、上海の国際海運センターの地位は着実に強化されています。2024年、上海港は世界で初めてコンテナ取扱量5000万TEUを突破し、15年連続で世界で最もコンテナ取扱量の多い港の座を維持しています。同報告によると、「第14次五カ年計画」期間中、上海とトップ2のシンガポール・ロンドンとのスコア差は全体的に縮小傾向にあり、これらの歴史ある海運センターを追い越すまであと一歩のところとなっています。

同報告によると、上海は過去1年間で海運金融や海事法などのハイエンド海運サービスで重要な進展を遂げました。例えば、中国初の外国関連海事臨時仲裁事件が虹口区北外灘で審理・判決されたこと、上海輸出コンテナ運賃指数(欧州航路)先物が上場してからの約2年間で次第に機能を発揮し始めたことなどが挙げられます。一方、ハイエンド海運サービスの「トップ集積効果」は非常に顕著であり、トップ2のシンガポールとロンドンに比べ、上海はさらなる成長の余地があります。

2014年の初発表以来、新華・バルチック国際海運センター発展指数は国際海運業界において最も権威性と影響力のある評価体系の一つとなっています。同指数は港湾条件、海運サービス、総合環境の3つの評価軸に基づき、世界43の海運センター都市を総合的に評価しています。

出典:上観新聞