上海の出入国ゲート、上半期の出入国者数は延べ2074万人に

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-07-08
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(写真・上海出入国検査総局)

2025年以降、上海の出入国ゲート(出入国検査場)を通過する旅客数は引き続き増加しています。上海出入国検査総局によると、今年上半期、同局が審査した出入国者数は延べ2074万人、出入国(港)交通機関は延べ14万7000機(隻)に達し、前年同期比でそれぞれ約22%、15%の増加となりました。

統計によると、今年上半期に上海の出入国検査機関が審査した外国人入国者数は延べ約260万人で、前年同期比44.8%の増加となっています。そのうち延べ140万人超がビザ免除政策や240時間トランジットビザ免除政策を利用して上海の通関地から入国していました。これは外国人入国者全体の54%以上を占めており、前年同期比228%の増加となっています。

中国が次々と各種のビザ免除政策を導入・再開し、特に国家移民管理局が外国人向けトランジットビザ免除政策を大幅に緩和・最適化したことにより、海外からの観光客が続々と中国を訪れ、外国人の「中国旅行(China Travel)」ブームが続いています。こうしたビザ免除政策が出入国検査場で正確かつ効率的に実施され、外国人の訪中をより便利にするため、上海出入国検査総局は「12367」ホットラインを24時間年中無休で運営し、国内外の旅行客からの出入国に関する問い合わせに対応しています。また、「機内で記入、オンライン申告」方式による外国人入国カードの提出を積極的に推進し、旅行客の検査待ち時間の短縮を図っています。さらに、警備体制の最適化を進め、英語・日本語・ロシア語・韓国語・アラビア語など多言語による通関案内サービスを提供することで、通関体験を向上させ、上海が「中国インバウンド観光のファーストストップ」となるよう尽力しています。

出典:上観新聞