今年上半期、130万人以上の外国人が浦東国際空港の出入国審査場からビザ免除で入国
2025年1月1日から6月30日まで、上海出入国辺防検査総所・上海空港出入国辺防検査所は、浦東国際空港の出入国審査場で延べ500万人以上の外国人の出入国を審査し、前年同期比46%増となりました。
統計によると、1月1日から6月30日までの間に、浦東国際空港の出入国審査場からビザ免除で入国した外国人数は延べ130万人を超え、同期の訪中外国人数の53%を占めました。うち、韓国、日本、アメリカからの訪中外国人数が浦東国際空港の上位3位を占めました。
浦東国際空港の出入国辺防検査所の入国ロビーで順番待ちをしている旅客たち(撮影・李宇航/中新網)
240時間以内のトランジットビザ免除措置の実施以来、外国人がトランスファーやストップオーバーで中国に入国してビジネス商談や文化交流、観光旅行を行う意欲が大幅に高まりました。
統計によると、今年上半期、浦東国際空港では240時間トランジットビザ免除措置を利用した旅客数は延べ3万人を超え、前年同期比80%増と大幅に伸びました。これは、上海が外国人のビジネスや観光の目的による訪中を促進し、国際航空ハブとしての機能強化を図る上で、新たな原動力を注入しました。
最近、浦東国際空港では出入国のピークを迎えています。上海出入国辺防検査総所・上海空港出入国辺防検査所によると、6月29日の出入国旅客・貨物便は延べ704便に達し、今年のピークを記録しました。便数の増加は、今年に入ってから浦東国際空港が世界各地への航空路線網の拡充を加速し、ジュネーブやミラノなどへの新規国際線を相次いで開設したことが要因です。今年上半期、上海空港出入国辺防検査所が1日あたり600便余りの出入国旅客・貨物便を審査し、前年同期比約2割増となりました。
一方、港湾については、2025年上半期、上海出入国辺防検査総所・外高橋出入国辺防検査所は延べ26万2000人以上の出入国(港)者と1万2000隻以上の出入国(港)船舶を審査し、前年比それぞれ2.1%増と2.5%増となり、いずれも過去10年間で最高値を記録しました。また、統計データによると、今年上半期、外高橋コンテナ港の取扱量は1058万TEUを超え、前年比5.38%増となりました。
出典:中新網