2025世界人工知能大会がまもなく上海で開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2025-07-01

6月26日、2025世界人工知能大会及び人工知能グローバルガバナンスハイレベル会議(WAIC 2025)の開催30日前カウントダウンイベントが行われ、本格的な最終準備段階に入ったことが発表されました。

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2025世界人工知能大会のポスター(写真提供・上海市経済情報化委員会)

同大会は7月26日から28日まで上海で開催されます。中国の科学技術イノベーションを世界に発信する重要なプラットフォームとして、今大会は「スマート時代・地球規模の共創」をテーマに、会議・フォーラム、展覧展示、アワード・コンペティション、実装体験、イノベーション・インキュベーションの5つのコアセクションを中心に展開し、世界中の知恵を集結し、中国の案を示すことで、国家戦略に根ざし、都市実践に立脚した時代の回答を提示します。

30以上の国・地域から1200人以上のゲストが参加を確定し、うち、チューリング賞やノーベル賞など世界最高の栄誉とされる賞の受賞者12名以上、国内外のアカデミー会員80名以上、及び複数人の世界トップクラス研究所代表が集結し、過去最大規模の知の共創の場を創出します。

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6月26日に行われた2025世界人工知能大会及び人工知能グローバルガバナンスハイレベル会議(WAIC 2025)の開催30日前カウントダウンイベント。(撮影・兪凱/澎湃新聞)

今大会の展示面積は初めて7万平方メートルを超え、800社以上の企業が出展し、3000点以上の最先端技術を駆使した製品が展示されます。中には40種以上の大規模モデル、50種以上のAI搭載端末機器、60種以上のスマートロボット、及び80種以上の「世界初公開」または「中国初公開」の重要な新製品が含まれ、過去最大規模となります。

コアテクノロジー館、業界応用館、スマートデバイス館、全域連携館との4つの展示館を設置し、アルゴリズム・モデル、シナリオ融合、エンボディドAIとのインタラクション、需給マッチングの統合を実現した「AI能力回廊」を構築しました。うち、コアテクノロジー館は大規模モデル、演算チップ、データプラットフォームに焦点を当て、人工知能の基盤技術の進化プロセスを示します。業界応用館はAI新型工業化やスマート運転、スマートシティ、フィンテックなどの重点分野に焦点を当て、人工知能と実体経済の深い融合の最先端成果を体系的に展示します。スマートデバイス館はヒューマノイドロボット、ハードウェア、自動運転システムを統合し、「AIの実世界進出」を具現化します。全域連携館はスタートアップ企業と出資者に向けて、クローズドループの投融資エコシステムを構築すると同時に、成果展示・需要発表・受注マッチング・資源連携を一元化し、科学技術成果の商業化に向けた「ラストワンマイル」の実用化を加速します。

出典:澎湃新聞