5月19日、上海市第四回市民運動会の一環として、青浦区で上海市テコンドーリーグが開幕しました。同日、全国初のバーチャルテコンドー体験大会も開催されました。

近年、バーチャルスポーツ産業は急速に発展しており、オリンピックのeスポーツ種目の一つであるバーチャルテコンドーは、VR技術を活用した最初の競技スポーツです。この新しい種目は、従来のテコンドー技術を再現するだけでなく、全く新しい運動体験を提供します。

今回の体験大会は2023年世界バーチャルテコンドー大会に続き、2回目でバーチャルテコンドー大会が中国へ導入されるもので、そして初めて上海で実施されるものです。大会は先進的なバーチャルリアリティ技術を用い、そのデバイスを装着し対戦する選手は、物理的な衝突を必要としないため、スポーツによる怪我のリスクが軽減されます。VR技術と伝統的なテコンドー大会の新たな融合は、テコンドーの表現形式を拡大するだけでなく、将来のスポーツ大会のデジタル化に役立つ探求ともなります。

大会主催者は、上海市第四回市民運動会上海市テコンドーリーグにバーチャル大会を導入することで、テコンドーの革新的な発展を推進し、テクノロジーの進歩に合わせて市民の参加体験をさらに向上させようとしていると述べました。

なお、バーチャルテコンドー大会で年間チャンピオンに輝いた選手には、シンガポールで開催される世界バーチャルテコンドー選手権大会への参加機会が与えられます。

情報源：新民網