世界トップ科学者(WLF)フォーラム 、10月30日より上海で開催

japanese.shanghai.gov.cn| 2026-10-28

2026年世界トップ科学者フォーラム (WLFフォーラム )が、10月30日から11月1日にかけて、「パラダイムシフト:科学のブレークスルーに向けた次の10年」をテーマに、永久開催地である上海臨港センターにて開催されます。

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イベントポスター(写真提供・主催側)

同フォーラムでは、開幕式およびメインフォーラムをはじめ、6つの分科会、4つのテーマ別イベント、そして閉幕式の開催が予定されています。会場には、ノーベル賞、チューリング賞、ウルフ賞 、フィールズ賞など世界最高峰の賞を受賞した33人が集結します。中では、ノーベル化学賞を2度受賞したバリー・シャープレイス 氏が再び出席するほか、7人のトップ科学者が初参加となります。

10月31日の開幕式では、2026年世界トップ科学者賞の「コンピューターサイエンス・数学賞」と「生命科学・医学賞」に加え、今年新設された「若手科学者賞」の授賞式が行われます。同賞を受賞した初の中国人科学者となる邵峰氏も登壇する予定です。受賞者の発表やプレゼンターは、姚期智氏、駱利群氏、エフィム・ゼルマノフ 氏、ランディ・シェクマン 氏がそれぞれ務めします。

メインフォーラムでは、2025年ノーベル化学賞受賞者のオマール・ヤギ 氏、2002年フィールズ賞受賞者のローラン・ラフォルグ 氏、世界有数のEVバッテリーメーカー・寧徳時代新能源科技(CATL)の創業者兼董事長である曾毓群氏らが、順次基調講演を行います。産業界を牽引する科学技術分野のリーダーと世界最高峰の賞を受賞した科学者たちが、同じ舞台でそれぞれの視点から意見や知見を共有する初めての機会となります。

また、6つの分科会では、次世代半導体、人工知能、バイオ医薬品、航空宇宙情報、未来エネルギー、量子科学の6つの新興・先端分野に焦点を当て、実用化・社会実装に向けた具体的な議論が展開されます。今回初めて設置された「航空宇宙情報フォーラム」では、商業宇宙産業 が「技術検証」から「大規模事業化」へと移行しつつある発展段階を踏まえ、産業の健全な発展や人材育成・能力開発をテーマに議論が行われます。

さらに同フォーラムでは、「若手科学者サミット」「女性科学者サミット」「未来科学者サミット」「トップインキュベーターサミット」の4つのテーマ別イベントも開催されます。これらを通じて、若手研究者の交流、女性科学技術者の活躍推進、青少年の科学への関心の醸成、科学技術成果の事業化・実用化をめぐって論議を繰り広げます。

会場内でのプログラムに加え、科学技術分野を取り上げる4つの特別見学ルートも設けられています。同済大学のインテリジェント・コネクテッド・カー試験基地、国家タンパク質科学研究(上海)施設、上海天文館、長電科技(JCET)車載エレクトロニクスなど、上海の主要な科学技術インフラや大手イノベーション企業を巡ることで、上海における国際科学技術イノベーションセンター建設の最新成果が紹介されます。

閉幕式では、2027年度世界トップ科学者賞のノミネート開始が発表されるほか、国際科学技術組織の設立に向けた提言も行われる予定です。これにより、同フォーラムを年次開催の学術イベントから、常設する国際科学技術協力のプラットフォームへと発展させることを目指します。

出典:文匯報、解放日報