第48回技能五輪国際大会、上海で開催へ
2026年9月22日から27日まで、第48回技能五輪国際大会(以下「大会」)が上海にて開催されます。
技能五輪国際組織が主催する本大会は、世界において最高の地位を誇り、最大規模かつ最高の影響力を持つ職業技能大会で、「輸送・物流」「製造・工学技術」「クリエイティブ芸術・ファッション」「構造・建築技術」「情報・通信技術」「社会・個人サービス」の6大部門から構成されています。
技能五輪国際組織の規定により、多くの参加選手は大会開催年に満22歳以下であることが求められています。しかし、積層造形や航空機整備、製造チームチャレンジ、インダストリー4.0など10種目以上については年齢制限が緩和され、25歳以下の選手が参加可能となっています。
各加盟メンバーは、それぞれの技能競技種目で1名(またはチーム)の選手を選抜して参加させることができ、選手は1種目にのみ出場可能です。また、技能五輪国際大会への参加は原則として一度限りとなっています。
2024年9月15日、フランス・リヨンで開催された第47回技能五輪国際大会の閉会式において、上海が第48回大会の開催都市として披露された文化・芸術のパフォーマンス(写真提供・上観新聞)
大会開幕まで200日余りとなった現在、上海では産業発展のニーズにおおむね応える規模の大きいかつ質の高い技能人材が整いつつあります。市内の技能人材総数は400万人を超え、就業者の約39%を占めています。高度技能人材は技能人材全体の35%以上を占めております。
オープンでイノベーションと包容力に富むことは、上海の都市としての顕著な特徴です。職業技能人材陣は、上海の現代化建設と質の高い発展を力強く支える重要な基盤であります。近代中国の民族工業発祥の地であり、中国産業労働者の誕生地でもある上海は、民族ブランドの源流かつ集積地、優れた匠を育てる場でもあります。歴史を経て時代の変遷に伴い、「上海の匠」は「匠の精神」の代名詞となっています。
上海におけるバイオ医薬品産業に携わる企業では、新たな形態の徒弟制度による人材育成が進められています。(写真提供・上観新聞)
「第14次五カ年計画」期間中、上海は技能人材の活動を質の高い発展の推進ならびに新たな生産力の育成における戦略的基盤として位置づけています。幅広くかつ重点を明確にした政策設計により、多様な主体が効率的に連携する技能人材育成システムを構築し、数多くの労働者や企業の職業技能教育に関する多様なニーズに応えています。
2025年、上海市にて延べ72万5900人に政府手当を用いた職業技能人材教育を実施し、高級技能者以上の技能人材を新たに7万1700人育成しました。
出典:上観新聞