6月11日、上海虹橋海外人材ワンストップサービスセンターにおいて、「上海虹橋海外人材ワンストップサービスセンター機能強化イベント」並びに「2025年、長寧区グローバル人材誘致アクション」の始動式が開催されました。

イベント会場では、上海虹橋海外人材ワンストップサービスセンターの「3+4+7」新設・改善サービスプロジェクトが発表されました。これは、上海虹橋海外人材ワンストップサービスセンターがリニューアルされてからの約1年間の運営状況を踏まえたものです。具体的には、既存の3つの機能（就職・起業支援、社会への溶け込み支援、オンラインライブ配信）を改善したほか、新たに以下の4つのサービスを新設しました。それは、「双創（大衆創業・万衆創新）」エリアにおける外国籍華人の人材申請・認定、外国人向けの就労許可（居留許可）取得に必要な健康検査の優先レーン、虹橋国際人材

サービスセンターと海外人材を直結するプラットフォーム、外国人向けの通信サービスです。さらに、「出入国手続き」「投資・起業」「都市部観光」「トランジット観光」「医療・健康相談」「交通の便利性」「ペットの飼育」など、7つの分野にわたる生活ガイドも発表されました。

また、イベントでは、2025年の長寧区世界人材誘致アクションがスタートしました。「海聚英材（英才が上海に集結）」長寧選抜大会および香港地区予選、主要企業による海外人材向けの供需マッチング会、香港の学生による長寧訪問、世界の名門校への人材誘致など、一連の「出向くこと」と「呼び込むこと」を組み合わせた取り組みを通じて、人材誘致を強化し、的確な人材誘致を展開し、より多くの優れた人材とプロジェクトの誘致・定着を目指しています。

中国国内外の人材が上海でイノベーションや起業を行う際の居住ニーズに応えるため、長寧区は「人材ステーション」プロジェクトを打ち出し、最大３カ月間の無料宿泊先を提供します。イベント会場では、第一陣として人材ステーションに入居する人材の代表者に鍵が授与されました。

また、イベントでは、長寧区の企業代表者、ワンストップサービスセンターのスタッフ代表、人材分野の専門家が参加し、ワンストップセンターのプラットフォームの役割をより効果的に果たす方法や、いかに海外人材を引き寄せるかについて、意見交換と共有が行われました。

長寧区の企業代表者、ワンストップサービスセンターのスタッフ代表、人材分野の専門家が意見交換と共有が行われました。（写真・WeChat公式アカウント「長寧虹橋人材薈 」）

上海虹橋海外人材ワンストップサービスセンターは、2024年4月15日のリニューアルオープン以来、累計で延べ11万人にサービスを提供しており、そのうち外国人材は1万1000人に上ります。また、同センターの公式ホームページは2024年1月1日に開設されて以来、すでに約2000人がこのサイトを通して留学生向けのアパートを申請し、現在、すでに1200人以上が入居しています。

出典：WeChat公式アカウント「長寧虹橋人材薈 」