第48回技能五輪上海大会(世界技能博物館)の展示ブースがフランス・リヨンで登場

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-09-18

パリオリンピック・パラリンピックに続き、もう1つの世界レベルの大会がフランスで開催されます。現地時間9月10日夜、フランス・リヨンで第47回技能五輪国際大会が開幕しました。69の国と地域から1400名以上の選手が参加し、オリンピックに匹敵する熱戦を繰り広げ、盛り上がります。

技能五輪国際大会は、ワールドスキルズ・インターナショナルが主催する世界の職業技能競技大会の最高峰で、「技能オリンピック(技能五輪)」として知られています。現在の競技種目は、製造・エンジニアリング技術、社会・個人サービス、クリエイティブアート・ファッション、情報通信技術、輸送・ロジスティクスなど6つの分野を対象としています。

中国は2010年にワールドスキルズ・インターナショナルに加入して以来、6大会連続で技能五輪に参加し、合計で金メダル57個、銀メダル32個、銅メダル24個を獲得しております。また、直近3大会は連続して金メダル数と団体総合得点において第1位となっています。

人力資源・社会保障部によると、今回の中国代表団は選手、専門家、通訳、スタッフなど212名で構成されています。68名の選手のうち、男性選手が58名、女性選手が10名で、選手の平均年齢は22歳、最年少は18歳、最年長は25歳です。これらの選手は輸送・ロジスティクス、構造・建築技術、社会・個人サービスなど6分野59種目のすべての競技に参加します。また、今回の技能五輪は、参加する中国の選手数、中国が参加する競技種目数ともに過去最多です。

今回の技能五輪では、上海から8名の選手が国を代表して、車体修理、フラワーアレンジメント、物流・貨物輸送代理、ウェブ技術、健康・社会ケア、ホテル接客、インダストリー4.0などの7つの種目に参加します。上海から選ばれた13名の専門家が競技専門家グループリーダー、8名が競技コーチグループリーダー、7名が競技技術通訳として参加します。

また、第48回世界技能大会は2026年9月22日から27日まで中国・上海で開催されます。上海は次回の技能五輪の開催都市として、今回の大会期間中に上海文化芸術公演、公式レセプション、展示プロモーションなどの活動を行う予定です。

ワールドスキルズ・インターナショナルによると、第47回技能五輪大会の開幕前に行われた2024年ワールドスキルズ・インターナショナルの総会で、日本が第49回技能五輪の開催国に選ばれ、2028年の技能五輪は日本の愛知県で開催されるとのことです。

情報源:解放日報