中国・上海協力機構代謝性疾患協力センターが上海で設立

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中国・上海協力機構(SCO)代謝性疾患協力センターが2月27日、上海交通大学医学院附属瑞金病院において正式に設立されました。同センターは、上海が引き受けた、上海協力機構枠組みのもとの初となる国家級専門分野協力プラットフォームであり、加盟国と連携して代謝性疾患の難題に体系的に取り組み、人々の生活の質向上に寄与することを目的としています。

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2月27日、上海交通大学医学院附属瑞金医院において正式に設立された中国・上海協力機構代謝性疾患協力センター (写真提供・澎湃新聞)

同センターは設立後、医学的支援、専門研修、技術の共有・移転、産業技術交流などの役割を担います。具体的には、今後3年間で上海協力機構のために代謝性疾患予防の専門家2000名を育成し、500件の医療技術を域内で共有することを目指しています。また、「上海協力機構代謝フォーラム」の設立を提唱し、衛生健康分野における交流と協力をさらに推進していく計画です。

関連データによると、世界の代謝性疾患患者のうち平均して2人に1人が上海協力機構関連国出身とされています。糖尿病、肥満、心血管疾患、さらにこれらと密接に関連している腫瘍や早期老化リスクなど、代謝性疾患に起因する死亡は、全死亡の70%以上を占め、上海協力機構域内における非感染性疾患の主要な死因となっています。

上海は上海協力機構が発足した地であり、中国で医療リソースが最も集積し、医療活動が最も活発な都市の一つでもあります。さらに、代謝性疾患の予防・治療分野においては、「予防、スクリーニング、診断、治療、管理、リハビリ」という特色ある健康管理システムを構築してきました。

過去10年間、瑞金病院はデジタル医療技術を活用した国家標準化代謝性疾患管理センターの整備・普及を進めてきました、現在そのネットワークは全国2000以上の医療機関をカバーしています。これは、上海協力機構域内における慢性疾患患者の一元管理や、地域間の全ライフサイクルにわたる健康管理を実現するための強固な支えとなっており、普及・再現が可能な「中国モデル」として確立されています。

今後、上海は同センターの建設を重点支援プロジェクトに組み入れ、政策支援の強化、資源の統合、サービス体制の充実、協働連携の推進を継続していく上に、医療技術交流のハブ、医学人材育成の拠点、バイオ医薬品産業協力の架け橋、そして健康文明の相互参考を促進する重要な窓口として発展させていく方針です。

出典:上観新聞、文匯報、澎湃新聞