上海、国際医療の発展を推進

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ここ数年、上海市は国際医療サービスの発展を引き続き推進しており、医療システムと施設を絶えず最適化し、ますます多くの外国人が上海に来て診察を受けるようになっています。

医療機器のアップグレード スムーズなコミュニケーション

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華山病院で血圧検査を受けているAstrid Poghosyanさん(撮影・高爾強/チャイナデイリー)

上海で16年間暮らしているアルメニア人で、プロジェクトマネージャーのAstrid Poghosyanさんはこのほど、復旦大学付属華山病院を見学し、そこの医療システムの更新と先進的設備を評価ました。特に、病院の医師や看護師は英語が流暢で、外国人患者の受診体験が非常にスムーズだと言及しました。「みんな英語がペラペラで、私たちのコミュニケーションには何の障害もありません」。

患者を中心に パーソナライズされた医療サービスを提供

華山病院国際医療センターの周璞医師は、「病院は患者中心のモデルを採用し、患者一人一人にパーソナライズされた医療サービスを提供し、専門チームが受診プロセスを全過程でサポートしています」と述べました。また、上海の一部の病院は支払いプロセスを最適化し、外国人患者により便利な決済サービスを提供しています。

商業医療保険のキャッシュレス決済 国際化体験を向上

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華東病院の看護師と交流しているJustin O'Jackさん(撮影・高爾強/チャイナデイリー)

華東病院の歴史的建築は米バージニア大学中国事務所のJustin O’Jack首席に深い印象を与えたが、さらに驚かせたのは、同病院が外国保険機関と商業医療保険のキャッシュレス決済の提携を結んだことです。「外国人住民や観光客にとって、キャッシュレス決済は大きな魅力があります。上海の医療機関はすでにこの面で重要な一歩を踏み出しています」と、彼は述べました。

現代的施設 効率的な医療サービス

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瑞金病院で自動受付機を体験しているJessica Gleesonさん(撮影・高爾強/チャイナデイリー)

上海で暮らしているフランス人企業家のNatacha Tarasconさんによると、復旦大学付属中山病院の現代的施設と静かで安全な環境は受診者の耳目を一新させており、他国の公立病院に比べて、より快適な体験を提供しています。また、この病院で受診していたコスタリカ人の指揮者のEdwin Montealegreさんは、「わずか3時間半で、私は診察、血液検査、心電図検査を終え、診断と処方箋をもらいました。コスタリカでは、このようなプロセスには数ヶ月かかるかもしれません」と、病院の医療効率に対する驚きを語りました。

科学技術が医療をサポート 利便化ガイドを提供

瑞金病院のデジタル施設も外国人の注目を集めています。上海和睦家整形外科医のAshish Maskayさんは、病院のインテリジェントロボットと情報画面に感銘を受け、病院のバイリンガル標識が外国人患者の受診をより便利にしていると褒めたたえました。また、オーストラリア人Beecher Ashley Brownさんは、「上海市は外国人向けに医療ガイドラインも提供し、病院や治療方法、予約プロセスなどを詳しく紹介し、地元の医療システムによりよく馴染むよう支援しています」と述べました。

豊富な専門的経験、国際化医療の優位性が顕著

上海日報のAlex Bushroe記者によると、上海の医師が持つ高い専門性と豊富な経験は大きな優位性だと考えられています。「アメリカの一部の小さな町では、特定手術は年に1回しか行われないかもしれないが、上海の医師は同じ手術を週に1回行うかもしれません。これは上海の医師の高い専門性と豊富な経験のおかげです」と、彼は述べました。

上海市は国際医療サービスの最適化を絶えず推進し、医療の質向上、言語サービスの改善、科学技術の導入などの形で、外国人のためにより便利で効率的な医療環境を構築しており、医療分野のハイレベルな制度型開放を深く推進し、医療、保険、観光など多様な業態の相互エンパワーメントを推進し、国際医学中核都市の建設に拍車をかけています。