第25回中国上海国際芸術祭の市民向け公演企画「アート・スカイ」が開幕
10月11日、第25回中国上海国際芸術祭の市民向け公演企画「アート・スカイ」が開幕しました。オープニングを飾ったのは、スペインのヴォアラ・プロジェクト(Voala Project)による高所パフォーマンス音楽舞劇「ヴォアラ・ステーション(Voalá Station)」でした。楊浦区の復興島船台公園で上演され、ダイナミックな空中パフォーマンスで今年の「アート・スカイ」の開幕を開けました。
市民向け企画「アート・スカイ」のポスター (写真提供・主催側)
今年の「アート・スカイ」は、多様な文化交流を軸に、世界各地の優れた舞台芸術を上海に集結させています。「一帯一路」共同建設国の多様な文化魅力が咲き誇り、ウズベキスタン国立大劇場交響楽団 によるスペシャルコンサート「ニーハオ、中国」が開催されるほか、カザフスタンのバンド「ステッペ・サンズ(Steppe Sons)」 が草原の牧歌とジャズのリズムを融合させ、シルクロードに新たな音楽の彩りを添えます。
また、「中国・ブラジル文化年 」に合わせ、ブラジルのパラナ交響楽団が上海城市草坪音楽広場(上海都市芝生音楽広場)に登場し、クラシックの名曲とラテンアメリカならではのオリジナル作品を披露します。さらに、ブラジルのフォーカス・ダンス・カンパニー (Focus Cia de Dança)やジラモンド人形劇団(Grupo de Teatro Giramundo )などが、コンテンポラリーダンスや人形劇を通じて、ブラジル芸術の豊かな創造性と多様性を紹介します。
さらに、今年の「アートスカイ」は、「1団体・1会場・1施策」という考え方のもと、水上・陸上・空中を舞台とする立体的なパフォーマンス空間を展開しています。オープニングパフォーマンスの「ヴォアラ・ステーション」では、都市のスカイラインを背景に、上空に張られたワイヤーの上でアーティストが舞い、観客を幻想的な空中アートの世界へと誘いました。
国慶節連休中には、青浦区の上達中央公園で、譚盾氏が作曲した交響組曲「武侠三部作」のコンサートや、金承志氏と上海レインボー室内合唱団による特別公演が行われ、水辺の舞台を彩りました。今後は、滴水湖広場で湖畔の交響楽コンサートが開催されるほか、西岸ドリームセンターのドックステージでは、ベルギーのカシエル・ゴーブ 氏(Cassiel Gaube)によるコンテンポラリーダンス作品「習作の夜(Études Night)」が上演されます。
上海城市草坪音楽広場では、世界各地の楽団が次々と登場し、多彩な音楽で都市の日常に軽やかなリズムを添えます。上海国際ファッションセンターでは「世界の音楽、もっと身近に」をテーマに、ラテンアメリカ、地中海、中央アジアの音楽を楽しめるプログラムを展開します。また、新たに開館した上海大歌劇院が初めて公演会場に加わり、美しい舞台空間で室内楽作品を披露し、上海の芸術文化の雰囲気をさらに豊かにします。
このほか、今年の「アートスカイ」は、文化・商業・観光・スポーツ・展示会の連携も一段と強化しています。クロスオーバーの新たな試みとして、中国上海国際芸術祭は初めて陸家嘴国際コーヒー文化祭と連携し、特別企画「コーヒーとアートの特別週間」を開催します。チェコ少年合唱団の澄み切った歌声やジャズのライブ演奏など、多彩なパフォーマンスが繰り広げられます。世界各地のスペシャルティコーヒーを味わいながら、芸術の魅力を体感できます。
出典:中国上海国際芸術祭