市民・観光客向け 上海で楽しむ午年の春節
春節期間中、上海市内では祝祭イベント、厳選された公演、文化・博物館の展覧会、無形文化遺産の体験プログラム、公共文化事業、子ども向け読書企画など、7つの分野を軸に合計2570件の特色あるイベントと1369回の公演が展開されます。これに加え、60か所の観光スポットと連携し、入場料を半額にする優待サービスを実施することで、充実した「新春メニュー」を通じて国内外から訪れる観光客を春節期間の上海観光へと誘います。
(写真・上観新聞)
今年の春節は9日間の長期連休となり、上海の各劇場や新設の公演スペースでは春節シーズンにふさわしい多彩な文化イベントが次々と開催されます。1369回に及ぶ公演は過去同時期で最多規模を記録し、舞台上では見どころが満載です。中国のベテラン歌手・任賢齊(リッチー・レン)のライブが春節シーズンに初めて披露され、新春の雰囲気を一層盛り上げます。また、子ども向け舞台劇は多様なテーマで遊び心あふれる演出を展開し、ロンドン・ウエストエンドのオリジナルミュージカルは国際色豊かな魅力を最大限に発揮し、幅広い世代の観客に最高のエンターテイメントを届けます。
博物館や美術館も一段と「春節の雰囲気」に包まれています。市内の博物館では約50の特色ある展覧会が開催され、上海スタイルのチャイナドレスやローマ文明の展示がそれぞれ独自の魅力を放つほか、午年にちなんだ干支展が新春の賑わいをいっそう高めています。さらに約60の美術館では100を超える展覧会が実施され、ルーヴル美術館の名品やピカソの代表作が続々と登場するとともに、午年をテーマとした展示が新たな一年への期待を表現します。一部の施設では夜間開館も行われ、来場者は存分に芸術の世界に浸ることができます。
「文化・観光+」の連動により、さらに新たな体験も提供されます。テーマイベントを集約したプラットフォーム「沪小遊」では353件の多様な観光プログラムが網羅されています。旧正月2日から5日にかけては、上海体育館にて「賀歳杯・新春テニススター戦兼2026一球致勝テニスグランプリ」が開催され、テニス界の名選手に加えテニス業界以外のKOLやスター選手が一堂に会し、躍動感あふれる新春の催しを創出します。
1月中旬から元宵節(旧正月15日)まで開催される「2026新春無形文化遺産シリーズイベント」では、「人間味あふれる暮らしを味わう」をテーマに、「味覚」「きらめき」「筆墨」「匠心」の4カテゴリで構成されています。グルメマーケットや市内規模の灯会(ランタン祭り)、書道や灯ろう謎解き、演劇のポップアップパフォーマンス、無形文化遺産のワークショップなどを通じて、来場者は本場上海ならではの春節の風情を体感できます。
また、市内60の人気観光スポットでは入場料半額や干支限定の特別優待、セットチケットなどのサービスが展開され、幅広い年代層の来場者に対応しています。観光地では無形文化遺産の実演や、ペットによる新年イベント、中国風マーケットなどの催しが行われるほか、宿泊と観光を組み合わせたパッケージや多様なシーンで利用できる消費特典と連動し、親しみやすい文化・観光の祭典が創出されます。
「上海で春節を過ごす」という新たなトレンドを見据え、上海の主要文化・観光企業も魅力的な優待策を講じています。中国東方航空は2026年春節に向けて「申情団円カード」を発売し、上海発着の国内直行便を対象に、帰省や家族団らんの時期にふさわしいサービスを提供します。
さらに、Shanghai Passは午年の新春企画として「上海文博新春セットチケット」を発売し、錦江国際グループおよび東湖グループと連携して、「宿泊+見学」を組み合わせたワンストップ型観光プランを提供します。高いコストパフォーマンスを備えた新春文化観光ソリューションとして、市民や観光客の「文化体験を楽しみながら春節を過ごす」という新たなニーズに的確に応えています。
出典:上観新聞、解放日報