11月22日と23日、世界最大級のEDMフェス「Tomorrowland」がINS新楽園とヒーローeスポーツ（Hero Esports）と提携し、上海の黄浦濱江に登場しました。

EDMフェス「Tomorrowland」は2005年にベルギーのBoom（ブーム）という小さな町から始まり、20年を経て、毎年世界中から40万人以上のファンを集める超人気イベントに成長しました。2023年のDJ Mag Top 100 Festivalsでは、見事「世界一の音楽フェスティバル」に選ばれました。

今回の上海公演で、「Tomorrowland」は上海のために特別に設計された「紙上幻境Paperworld」ステージは、「紙」からインスピレーションを受け、まるでゆっくりと広がる巻物のように、強い東方の雰囲気を醸し出しました。

さらに、「テクノの女王」と呼ばれるAmelie Lens、オランダのFuture House（フューチャーハウス）の巨匠であるDon Diablo、ベルギーのドラムンベースのパイオニアであるAndromedik、海外で大人気のApasheなど、多様なスタイルを網羅するDJ陣が顔を揃えました。これにより、会場の音響、リズム、スタイルに広がりと深みが生まれました。

一方、中国人パフォーマーでは、数多くの中国人DJが登場しただけでなく、ラッパーの馬思唯MasiweiとGALIもゲストに迎え、エレクトロニックミュージックとヒップホップのクロスオーバーコラボレーションを展開しました。

一番サプライスなのは、「Tomorrowland」の中心人物であるMC STRENTCHも上海に姿を現したことです。

今回の「Tomorrowland」で、美食体験も提供されました。上海のミシュラン二つ星レストラン「8% Otto e Mezzo BOMBANA」がリードし、「2025年度最優秀シェフ」に選ばれたNicoló Rotellaがファインダイニングの優雅さとインパクトをEDMフェスの会場に届け、さらに、アジアトップクラスのバー「廟前冰室」も出店しました。

「Tomorrowland」上海公演の様子（写真提供・中国日報網）

「Tomorrowland」上海公演の様子（写真提供・中国日報網）

「Tomorrowland」上海公演の様子（写真提供・中国日報網）

毎年７月に開催される「Tomorrowland Belgium」ベルギー公演と10月に開催される「Tomorrowland Brazil」ブラジル公演は、チケットが手に入れにくい大盛況です。「Tomorrowland」が初めて室内で行われる公演の開催地を中国上海にすることは誰も予想していなかったです。

上海は中国で最も開放的な都市の一つであり、多様な文化が共存し、美意識が高く、あらゆる表現形態を受け入れる包容力を備えています。世界的に知名度が高いIPの「東渡」は、単なる「判断」ではなく、開放的な上海に対する信頼の証でもあります。

出典：WeChat公式アカウント「ShanghaiWOW」