上海国際映画祭が「今日のアジア」部門を新設、上映作品リストを発表
上海国際映画祭は、アジア映画と新世代の映画人の発展に長年注目してきました。第27回上海国際映画祭では、特別に「今日のアジア」部門を設け、有名なアジア映画人の作品を整理・紹介し、アジア映画の多彩な姿を展示するとともに、本年度の見逃せない新作映画を集めて上映します。また、「映画祭精粹」部門においても、アジアの秀作を紹介する予定です。
今回の上映作品リストは以下の通りです。
年間アジア映画部門:最新のアジア映画の秀作
『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(2024年)(監督:大九明子)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:若手俳優の萩原利久と、日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞受賞の河合優実が共演する青春の物語。
『アット・ザ・ベンチ』(2024)(監督:奥山由之)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:気鋭の写真家・奥山由之による初のドラマ長編作品。
『佐藤さんと佐藤さん』(2025)(監督:天野千尋)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:伝統的な家族観を壊し、同じ姓を持つ夫婦が生活の困難に直面する姿を描く。
『グランメゾン★パリ』(2024)(監督:冢原あゆ子)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:木村拓哉のミシュランに挑む!オク・テギョンとの異国料理ドラマ。
『Good Luck』(2024)(監督:足立紳)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:結果を問わず、2つの面白い魂による旅の物語。
映画祭精粹部門:評価の高い映画祭の作品を厳選
『ブーメラン』(2024年)(監督:Shahab Fotouhi)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:家族という切り口から、現代イランのライフスタイルを描く。
『川沿いのホテル』(2024年)(監督:ホン・サンス)

(写真・上海国際映画祭)
見どころ:ホン・サンスの傑作。第77回ロカルノ国際映画祭のメインコンペティション部門に選出。
※上映作品に変更がある場合は、実際の上映スケジュールをご確認ください。
出典:上海国際映画祭