第23回中国上海国際芸術祭が開幕

japanese.shanghai.gov.cn| 2024-10-18

第23回中国上海国際芸術祭は10月17日に開幕しました。17日夜、上海歌舞団のオリジナル舞踊劇「李清照」は開幕公演として、上海文化広場で上演されました。同日の夜、ボリショイバレエ団による「スパルタクス」も上海大劇院で上演され、「アジアの舞台芸術の都」である上海におけるアートカーニバルの始まりを示しました。

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(写真・文匯報)

今年は宋の時代の女性詩人、李清照の生誕940周年にあたり、上海歌舞団が創作した「新中国風」舞踊劇「李清照」は、「一代詞宗」と称された李清照の豊かな精神世界を表現し、宋の時代の文化、無形文化遺産、民俗を描いています。ステージデザインは宋の時代の美学の精髄を汲み取り、汝窯の美しくて潤った質感、宋錦の精緻で清雅な風合い、宋曲の平和で淡泊な趣を反映し、典雅な「詩的な哲学」を現しています。ステージ美術には江南文化の詩的美意識と民俗風情が融合され、独特な気質と奥深さが表現されています。「この作品は観客の心に響くことを願っています。特に伝統文化を広め、文化自信を高める今時、李清照の物語と精神は、人々が挑戦に直面した時に、忍耐強さと勇気を保ち、彼女のように才能と知恵で世界に影響を与えるよう励ますことができます」と上海歌舞団の団長で、舞踊劇「李清照」のプロデューサーの王延氏は話しました。

これからの1か月余りの間に、80以上の国や地域から約5000人のアーティストが上海に集まります。今回の芸術祭では300以上、約1000回の各種公演や展示が行われる予定です。

情報源:文匯報