第23回中国上海国際芸術祭が開催へ、約5000名のアーティストが参加
第23回上海国際芸術祭は2024は10月18日から11月17日まで開催されます。(写真・上海国際芸術祭公式サイト)
9月29日、第23回中国上海国際芸術祭記者会見が行われました。今回の芸術祭の全体的状況が紹介され、関係責任者が記者からの質問を答えました。
芸術祭2024は10月18日から11月17日まで開催され、舞台公演、恵民イベント、芸術教育、青年支援計画、舞台芸術大会、国際対話、都市連携、融合革新など8つの主要セクションから構成され、300項目以上の1000回以上の演出、展示イベントが行われる予定で、世界中80以上の国と地域から約5000人のアーティストが参加します。
芸術祭のメインセクションでは、57の舞台芸術作品163のショーが上演されます。そのうち約60%が海外からの作品で、90%以上が上海初上演となります。
オリジナル舞踊劇「李清照」のワンシーン(写真・WeChat公式アカウント「上海発布」)
うちオリジナル舞踊劇「李清照」が開幕公演となり、ロシアの指揮者トゥガン・ソヒエフと中国のピアニスト張昊辰、ドイツのミュンヒナー・フィルハーモニー管弦楽団による音楽会は閉幕公演となります。最も注目されている開幕公演と閉幕公演は「1中1外(中国作品1つと外国作品1つ)」というモデルを通して、中国と外国の文明交流を促進します。アレクサンドル・カントロフ、ロンドン交響楽団、モンテカルロ・バレエなど世界トップクラスの有名劇団も公演を行い、上海芸術祭ブランドの世界的影響力を示しています。
芸術祭の国際舞台芸術大会には、ヨーロッパ・フェスティバル連盟を含む500の専門機関と2000人の業界関係者が参加します。舞台芸術分野における世界的な組織であるISPAと5年間の戦略的協力協定を締結し、シルクロード国際芸術祭連盟の年次総会を開催し、アジア太平洋地域で最も影響力のある文化交流プラットフォームを構築します。
また、江蘇省無錫市、浙江省湖州市南潯区、安徽省黄山市でサブ会場を設け、周辺地域の文化観光融合発展を促進します。今年は初めて上海国際デジタル音楽ウィークを開催します。
文化、ビジネス、観光融合の新たなシナリオを作るため、芸術祭は上海観光フェスティバル、上海国際芸術品取引ウィーク、「2024秋約魔都美術シーズン」などの活動と連携し、セットチケットを発売し、文化博物機関、都市文化空間を結びつけるコースを発表します。また、商業不動産と提携し、都市のモダンランドマークで20回以上の没入型公演を行います。
今年の芸術祭はオンラインとオフラインを組み合わせて、平均半額の8000以上の割引チケットを発売します。同時に、芸術祭は市慈善基金と協力して公共福祉プロジェクトを立ち上げます。
情報源:界面新聞