初回の上海国際クルーズ船フェスティバルが8月2日に開幕
(写真・文匯網)
初回の「上海の夏」国際消費シーズンの7つの目玉イベントの1つである初回の上海国際クルーズ船フェスティバルは、8月2日から8月31日まで開催される予定となります。
今年に入ってから上海のクルーズ船観光市場が急速に回復し、1月から6月にかけて、上海のクルーズ船専用港では延べ89隻のクルーズ船、延べ約59万2700人の旅客が受け入れられたと上海市政府は記者会見で明らかにしました。これにより上海のクルーズ船専用港では今年、クルーズ船延べ約260隻、観光客延べ約150万が受け入れられることが予想されています。
上海市商務委員会主任の朱民氏によると、初回の上海国際クルーズ船フェスティバルはクルーズ船の特色に焦点を当て、全市の重点商業圏と連動し、クルーズ船経済とクルーズ船文化との融合発展を推進し、6つのテーマイベントが開催されます。また、スタートセレモニーは8月10日に開かれ、同儀式で上海のクルーズ船政策、クルーズ船の航路、「クルーズ船+」新製品などが紹介される予定となります。
上海市文化観光局の張旗副局長によると、初回の上海クルーズ船フェスティバルの期間中、上海市文化観光局は、入国観光客の支払いの利便性向上、クルーズ専用港の観光・レジャー・リゾート地としての機能の向上、クルーズ船観光消費の集積エリアの構築、144時間トランジットビザ免除政策や「クルーズ船15日間」団体客入国ビザ免除政策の効果の持続的な拡大を通じて、水上観光と陸上体験の連携を強化し、クルーズ船観光客向けの複数の上海ツアーの人気観光ルートを開発し、より多くの国際クルーズ船の上海での寄港とクルーズ船旅客のインバウンド観光消費を促進します。
上海国際クルーズ船専用港はすでにアジア1位、世界4位のクルーズ船の母港となっています。朱氏は、初回の上海国際クルーズ船フェスティバルという祭りイベントを通じてクルーズ船文化をPRし、クルーズ船産業の発展の活力と良好なビジネス環境を展示する取り組みは、潜在の消費需要の引出、新たな原動力の育成と成長、ハイレベルの対外開放の推進の上で非常に重要だと述べました。
情報源:文匯網