2026浦江イノベーションフォーラム、上海で開催
9月12日午前、上海張江科学会堂にて、「イノベーションの共有、未来の共創:新たな科学技術革命を背景としたグローバル科学技術共同体の使命」をテーマに、2026浦江イノベーションフォーラムが開幕しました。開幕式では、今後の展望を示す重要な発表やプロジェクトの始動式が相次いで行われました。
2026浦江イノベーションフォーラムのポスター(画像提供・主催側)
上海市とユネスコは、「グローバル・イノベーション都市連盟」を共同発起することで合意しました。今後、世界各都市の知見を結集する新たなプラットフォームを共同で構築し、都市間のイノベーション連携を促進するとともに、開放的かつ包摂的、持続可能なイノベーションの未来を共に創出することを目指します。
「国家自然科学基金長江デルタ基礎研究共同基金・重大プロジェクト」が正式に始動しました。同プロジェクトは、中国国家自然科学基金委員会と長江デルタ地域の3省・1市が共同で設立したもので、長江デルタ地域の3省・1市がそれぞれ年間5000万元を拠出し、国家自然科学基金委員会がさらに5000万元を拠出することで、年間2億5000万元規模の資金プールを共同で形成します。2027年から2031年までの5年間の協力期間における投資総額は12億5000万元に達する見込みです。
これにより、同地域の重点分野における基礎研究の先行的な展開が強化され、長江デルタ地域の重大な戦略的ニーズに応え、オリジナルイノベーション能力の強化につながることが期待されています。
また、「長江デルタ科学データ共有サービス・プラットフォーム」の共同構築も始動しました。今年6月、上海市と江蘇省、浙江省、安徽省の3省は、「長江デルタ地域科学データ共有サービス・プラットフォームの共同構築に関する枠組み協定」に署名しており、今回の開幕式でプラットフォームの構築が正式にスタートしました。同プラットフォームは3省・1市の科学技術データ資源を集約し、上海(長江デルタ)国際科学技術イノベーションセンターの構築に強力なデータ基盤を提供するとともに、地域内における科学データの円滑な流通と効率的な活用を促進します。
さらに、会場では「2025年度世界トップレベル科学技術ジャーナル目録」も発表されました。同目録は中国科学技術情報研究所が関連研究機関と連携し、多角的な総合評価を経て選出したもので、世界トップクラスジャーナル6132誌が選定されています。そのうち中国からは353誌が選出され、全体の5.8%を占めています。これは中国の科学技術ジャーナルの質の高い発展に向けた指標となるだけでなく、グローバル科学共同体にも開放的かつ包容力のある評価参考を提供するものともなっています。
フォーラム期間中、「1+1+24+N」という枠組みのもと、開幕式1回、メインフォーラム1回、テーマ別フォーラム24回のほか、青年イノベーション講壇や成果発表会など、さまざまな関連イベントが開催されました。
出典:人民網、WeChat公式アカウント「上海科技」