上海、2026年上半期のオンラインゲーム総収入が950億元超 AIが鍵となる要素に
2026年上海ゲーム産業エリート大会で公表された最新データによると、2026年上半期、上海市におけるオンラインゲーム総売上高は953億100万元となり、前年同期比で14.43%増加しました。このうち、中国国内の売上高は前年同期比12.6%増の773億9600万元、海外の売上高は前年同期比23.1%増の179億500万元となっています。同期間の上海市におけるeスポーツ関連産業(eスポーツゲームを除く)の売上高は34億1700万元に達し、前年同期比で5%増加しました。
上海のオンラインゲーム海外市場では、既存タイトルのアップデートによる安定的な収益確保、新作タイトルによる売上拡大という構造を形成しています。リリースから3年を超える主力作品は継続的なコンテンツ更新により収益基盤を維持する一方、2025年下半期から2026年上半期にかけて新発売の作品が海外売上高の主な増加分を担っています。新・旧タイトルが相乗効果を発揮し、海外市場の成長を支えています。
eスポーツ市場では、2026年1月から6月にかけて、eスポーツゲームのライブ配信、 大会運営、クラブ収入などを含む中国のeスポーツ産業の実質売上高は130億元を超えました。また、中国のeスポーツゲーム市場の売上高は900億元を超え、前年同期比で12%以上増加し、4年連続で成長を維持しています。このうち、eスポーツゲームを除く上海のeスポーツ産業が全国に占める割合は26.1%に達し、5年連続で上昇しており、大会運営・クラブ運営・競技会場の運営も専門化が進んでいます。データによると、上海のeスポーツ産業の成長率はやや鈍化しているものの、絶対的増加額と市場シェアはいずれも拡大を続けています。
デジタル経済の著しい成長に伴い、ゲーム産業は技術イノベーションをけん引する重要な担い手となっています。また、AIは産業の成長を左右する鍵となる要素となりつつあります。プロトタイプ制作から美術制作、さらにテスト段階に至るまで、AIは研究開発プロセス全体に浸透しています。試算によると、2030年までにAIの活用により、中国のゲーム企業におけるゲーム事業の純利益は約1100億元から1600億元超に引き上げられる見通しです。
盛趣ゲーム(Shengqu Games)芸術専門家委員の林蕤会長は、「AI技術の発展によって、アイディアを持つ人が専門的な壁を超え、ゲーム制作に挑戦できるようになりました。AIは大幅なコスト削減と業務効率化を可能にし、専門的な壁を取り払うことができますが、創造性や細部へのこだわりを完全に代替できません。人的資源と計算資源のバランスをとることが必要でしょう」と述べています。
出典:解放日報