長江デルタ地域と世界をつなぐ 虹橋国際中央商務区
虹橋国際中央商務区は、閔行区、長寧区、青浦区、嘉定区の4区にまたがり、上海が長江デルタ一体化発展を推進する重要なプラットフォームとなっています。
中国発の人気ラーメンブランド「陳香貴」は近年、グローバル展開を加速しており、すでに世界で300以上の店舗を展開しています。同社の本社は現在、虹橋国際中央商務区に置かれています。陳香貴グループの創業者・姜軍氏は、「海外進出を目指す企業にとって、国際商標登録や海外ネットワークとのマッチング、越境ビジネスに必要な各種手続きなどを虹橋国際中央商務区でワンストップでろ利用できるため、海外市場開拓のコストを大幅に抑えることができる」と述べています。
国際貿易センターの新たなプラットフォームの構築を背景に、同商務区では貿易分野のイノベーションを継続的に推進しています。2025年には、上港グループと連携して海運越境EC運営センターを開設し、「9710(越境EC企業から企業への直接輸出)」の混載コンテナ申告や、「9810(越境EC輸出海外倉庫)」のフルコンテナ海運輸送など、新たなモデルの先行的な取り組みを進めています。
虹橋海外発展サービスセンター (撮影・于量/解放日報)
また、虹橋海外発展サービスセンターを拠点に、同商務区には50社以上の国際経済・貿易関連機関が集積しており、そのサービスネットワークは世界150以上の国と地域をカバーし、企業の海外進出に向けた各種リソースを提供しています。過去1年間では、「長江デルタ新エネルギー車海外進出基地」を通じ、自動車産業チェーン関連企業8社の海外市場開拓を支援しました。
現在、虹橋国際中央商務区では、法律、人材、金融など幅広い分野をカバーするサービスエコシステムが形成されており、企業の海外進出を支える専門サービス体制が整っています。
虹橋国際中央法務区には188の機関が入居し、上海人材サービス産業園虹橋園区には350社の企業が拠点を構えています。これを踏まえ、同商務区は「企業海外進出マップ」を公開し、会社設立、税務、法務、海外での債券発行、緊急救援など18分野をカバーする108社の専門サービス事業者を集約しています。
今年1月〜5月には、虹橋国際中央商務区における税収は前年同期比15.6%増の253億600万元に達しました。対外貿易輸出入額は前年同期比21.4%増の468億1000万元、新規設立企業数は前年同期比35.9%増の5872社となりました。
出典:上観新聞、解放日報