国際海運センター都市ランキング、上海は世界2位に上昇

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7月10日、「新華・バルチック国際海運センター発展指数報告書(2026)」が発表されました。上海の世界ランキングが再び上昇し、初めてロンドンを追い抜いて総合実力で世界第2位となり、シンガポールに次ぐ順位となりました。

新華・バルチック国際海運センター発展指数(以下、「指数」)は、港湾条件、海運サービス、総合環境の3つの項目から、世界43の国際海運センター都市を対象に総合評価を行うものです。

「今回ロンドンを抜いて2位となったのは、上海が近年、ハイエンド海運サービス業、特に金融、保険、仲裁などの分野において絶えず不足を補い、サービス機能を継続的に向上させてきたためです」と、バルチック海運取引所アジア地域責任者の張競優氏は述べました。

今後、中国の対外貿易規模が持続的に拡大し、海運産業チェーンが絶えず整備され、また渉外法制度の整備が継続的に進むにつれて、より多くの国際商事紛争において中国での仲裁を選択するケースが一段と増え、世界の海事リーガルサービス体制における中国の存在感もさらに高まると見込まれています。

海運金融の分野では、上海は中国初の海運先物商品「コンテナ運賃指数(欧州航路)先物」を導入し、グローバルな海運、物流、荷主企業に効果的な価格発見機能とリスクヘッジ手段を提供しています。2026年5月末までに、同商品の累計取引額は約6兆元に達し、取引量は海外の同種デリバティブを大きく上回っています。

従来型の海運サービスの強化に加え、上海は海運のグリーン化、デジタル・インテリジェント化への転換をリードしています。上海は国際海運向けグリーン燃料の認証、取引、バンカリングの三つの機能を備えた「三つのセンター」の構築を全力で推進しています。これまでに、上海港では陸上電力供給システムのほぼ全面整備が完了しました。2025年の船舶用液化天然ガス(LNG)のバンカリング量は71万2000立方メートル、グリーンメタノールのバンカリング量は1万トンを超え、いずれも世界トップクラスの水準となっています。

最近、上海ではさらに、グリーン船舶用燃料国際認証制度事務センター、グリーン船舶用燃料国際認証制度、上海国際海運グリーン燃料取引プラットフォームなどが相次いて設立・運用開始され、上海国際海運センターの「グリーン化」を一段と推し進めています。

現在、上海港は、アメリカのロサンゼルス港/ロングビーチ港、ヨーロッパのハンブルク港、バルセロナ港、アントワープ・ブリュージュ港、オーストラリアのメルボルン港など、多くの港とグリーン航路の構築で協力を進めています。

ロサンゼルス市のレイチェル・フリーマン副市長は、先日上海を訪問した際、この大洋横断型グリーンプロジェクトを高く評価し、「上海港-ロサンゼルス港/ロングビーチ港グリーン海運航路は、単なる港湾間の協定ではなく、世界の海運・貿易におけるグリーントランスフォーメーション(GX)のモデルケースです」と述べました。

人工知能(AI)の分野では、上海港が自主開発した自動化港湾用の「スマートブレイン」も進化を続けており、先進国への技術輸出も実現しています。また、上海で開催される2026世界人工知能大会(WAIC)において、上海港は最新の海運関連AI技術・応用成果を発表する予定です。

出典:上観新聞