2026年APEC第2回高級実務者会合が上海で開催
5月18日、アジア太平洋経済協力(APEC)各代表者が黄浦江沿いの上海世博センターに集結し、2026年アジア太平洋経済協力(APEC)第2回高級実務者会合に参加しました。今回の会合を通じて更なるコンセンサスを醸成し、アジア太平洋共同体の構築を目標から行動へ、青写真から現実へと進めることが期待されます。
2026年APEC第2回高級実務者会合の様子(写真提供・上観新聞)
代表者は、財政、交通運輸、公衆衛生、高齢化、食糧安全保障などの関連分野における協力について深く議論しました。また、中小企業、人的資源、女性、若者、SNSなどのキーワードを含めた関連分野について意見を交わし、人的往来の円滑化、人的・文化的な結びつきの強化について話し合いました。
各代表者は口を揃えて「協力」に言及し、中には「協力が今最も重要な仕事だ」と率直に述べる者もいました。メキシコ経済省のホセ・アルベルト国際貿易副大臣兼計画・交渉戦略局長は、現在最も重要なのは新たな世界経済の構造に適応した「回復力のあるサプライチェーン」を構築することであり、中国とメキシコの間では明らかに多くの可能性があると指摘しました。「中国はメキシコにとって極めて重要なパートナーであり、二国間関係は非常に強固です。両国は複数の経済分野で協力を深化させ、両国の社会に恩恵をもたらします。これは、世界で最も発展した地域の一つとして高度に統合されたアジア太平洋地域を構築する上で、大きな意義があります。」
会議の合間には、海外からの代表者も会場での上海らしさを感じました。マレーシアからの代表者は、ブランド「上海」が「上海インターナショナル・サーキット」とコラボレーションする機械式腕時計を購入しました。スタッフの紹介によれば、高級実務者会合期間中、毎日腕時計が7、8個売れており、税関ビル柄、黄浦江柄、「上海」の文字が入った商品が特に海外の方に人気です。上海世博センターのインフォメーションデスクには、外国人旅行者向けの税還付コーナーが設置されており、必要な書類を所持すれば、迅速に税金還付を受けることができます。
上海博物館東館の陶磁器特別展示室を見学する代表者ら(写真提供・上観新聞)
5月18日の夕方、代表者らは、「陶磁器と中外交流」をテーマとする上海博物館東館の陶磁器特別展示室を訪れました。唐時代の多彩釉陶俑から明清時代の青花磁器までの展示品を展示し、中国と世界各国の経済交流、芸術の相互鑑賞、文明の融合の物語を映し出します。代表者らは、中国の技術の独特な魅力と中華文化の深い歴史に感嘆の声を上げました。
今回の高級実務者会合に先立ち、APECの各委員会・作業部会は5月11日から5月17日にかけて、貿易投資、経済技術協力、食糧安全保障などの分野に関わる約40回の会議を開催し、APEC参加国・地域、事務局、オブザーバーなど、1000名を超える代表者が参加しました。
多くの代表者は、中国主導の下で、協力の最適解を見つけることができると考えています。数日前、APEC女性・経済フォーラムが上海で成功裏に開催され、女性の権利に関する多くのコンセンサスが得られました。「本日、APEC『中国年』のバトンは上海に渡されました。今回の高級実務者会合は、過去を継承し未来を開く会議です。我々は年央までの進捗状況を確認し、設計成果物の粒度を見極め、早期の成果物をまとめ、深圳の非公式首脳会議に備えます」と、中国外交部の馬朝旭副部長が開会式の挨拶で述べました。
上海において、中国とアジア太平洋、そして世界との協力の見通しは、より明確なものとなっています。
出典:上観新聞