日本圧着端子製造JST上海拠点が機能拡充、浦東新区・外高橋にロジスティクス本部を新設
外高橋に位置するJST(上海)の中国地域ロジスティクス本部(写真提供・WeChat公式アカウント「外高橋之窓」)
5月11日、中国市場で30年にわたり事業を展開してきたコネクタ業界のリーディングカンパニーである日圧端子(上海)有限公司の中国地域ロジスティクス本部が、外高橋保税区で稼働開始しました。中国での営業本部設立に続き、同社は重要な戦略的アップグレードを再度達成し、現地化運営の向上とサプライチェーンハブの機能強化を同時に実現する新たな段階に正式に突入しました。
同社を傘下に持つ日本圧着端子製造株式会社(JST)は、コネクター分野に約70年にわたり特化し、世界的に有名な精密コネクターメーカーとして知られています。ワイヤーtoワイヤーやボードtoワイヤーなどの製品ラインナップが揃っており、数多くの国際認証を取得しました。自動車や民生用電子機器、通信、産業制御、医療、航空宇宙などの分野で幅広く活用されており、世界17か国に営業・研究開発・製造のネットワークを構築し、業界トップクラスの地位を維持しています。
ロジスティクス本部内部の様子(写真提供・WeChat公式アカウント「外高橋之窓」)
今回の中国地域ロジスティクス本部の稼働開始は、JSTが中国進出30年目にあたるマイルストーンであると同時に、外資系企業が中国の産業チェーンに深く参画し、開放の恩恵を共有する典型的な事例でもあります。新たに稼働を開始した同社の新拠点は、スペースデザインと運営効率の大いなる革新を同時に実現しました。延床面積は6272.74平方メートルに達し、3層の立体ラック構造を採用しています。従来の平置きと比較して、スペースの利用率、物流回転効率、貨物の出し入れ速度が全面的に向上し、人件費や従業員の業務負担を効果的に減らしました。これにより、継続的に増加する輸出入業務の需要に包括的に対応しています。
関係者によると、浦東新区・外高橋に進出して以来、同社は外高橋の政策優位性、立地優位性、産業サポートを活用し、単一の生産拠点から、マーケティング・研究開発・生産・物流を一体化した中国営業本部へと段階的に格上げしてきました。今回の機能拡充は、物理的なスペースの拡張にとどまらず、企業のサプライチェーンの強靭性とサービス能力の戦略的な高度化でもあります。JSTグループの関係者は、新たなロジスティクス本部は地域の効率的な通関機能とグローバルな物流機能を支えとして、中国さらにはアジア太平洋地域における在庫配置と配送対応を最適化し、中国のカーエレクトロニクスや新エネルギー、スマート製造などの主要客層に対して、より安定的かつ効率的な部品供給を提供し、JSTの中国のコネクター市場におけるリーディングポジションをさらに強化していくと述べました。
出典:WeChat公式アカウント「外高橋之窓」