「2026上海国際フラワーショー」が閉幕 累計来場者数は約3000万人
5月10日、23日間にわたって開催された「2026上海国際フラワーショー」が、盛況のうちに幕を閉じました。全市を挙げて行われた同イベントは、346.38ヘクタールに及ぶ展示エリアに、2000品種以上の優良新品種・特色植物、349カ所の景観スポットが登場し、200件を超える関連イベントが展開されました。累計来場者数は3000万人近く、各会場周辺の商業エリアの消費活性化を後押しし、売上高は20億2500万元を記録しました。
2026上海国際フラワーショー (写真提供:上海市緑化・都市景観管理局)
花を活用する集客で都市の消費活性化を図る
今年のフラワーショーは「文化・商業・観光・スポーツ・展示会」との連携を深め、「五五ショッピングフェスティバル」による消費促進施策とも相乗効果を生み出しました。上海市商務委員会が統括し、34の商業エリア、約50の大型商業施設、50店舗以上の特色ある路面店が連携し、市内100カ所を超えるテーマショーウィンドウが一新され、商業空間が「都市の美学」を発信する拠点へと変貌しました。
主要な商業エリアでは総額1500万元相当のクーポンが配布され、消費喚起につながりました。特に、黄浦区で展開された「花咲く黄浦・花めぐり特典キャンペーン」は開始からわずか4日間で参加者数が10万人を突破し、直接的な消費喚起効果は10倍以上に達しました。これにより、黄浦区メイン会場周辺の商業エリアでは、平均消費額が前年同期比30%以上の増加を記録しました。「新天地で花見を楽しみ、南京路でグルメを満喫、豫園で買い物をする」というエリアを越えた商業的回遊ルートが、都市全体の消費を強力に押し上げました。
フラワーオブジェ「潦草小狗(ボサボサわんこ)」の展示期間が8月末までに延長 (写真提供:上海市緑化・都市景観管理局)
また、多くの店舗や施設も積極的にフラワーショーを取り込みました。静安・蘇河湾では、高さ5.2メートルの巨大なウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのフラワーオブジェ「潦草小狗(ボサボサわんこ)」がSNSで爆発的な人気を博し、同エリアの客数を前年比192.53%増へと押し上げました。市民や観光客からの圧倒的な人気を受け、ボサボサわんこは、この夏まで展示期間が延長される予定です。
「植物外交」により都市の国際的影響力を強化
今回のフラワーショーでは、「国際化」に向けた新たな試みも行われ、多層的かつ深い国際交流・協力プラットフォームが構築されました。
世界10カ国から31の有名な育種企業やデザインチームがイベント企画に参加し、国際的な参加規模は昨年の2倍以上に拡大しました。また、上海植物園に展示された400品種以上の優良新品種のうち、海外品種が70%を占め、海外出展団体の比率も47%に達しています。
さらに、同イベントは国際友好都市交流の架け橋としての役割も果たしました。上海市とドイツ・ハンブルク市の友好都市提携40周年記念イベントには、ハンブルク市議会議長のカローラ・ファイトが出席し、「ハンブルク・ガーデン」の除幕式も行われました。
「ハンブルク・ガーデン」の様子 (写真提供:上海市緑化・都市景観管理局)
「観賞」から「共創」へ 市民と共に育む都市の大庭園
今年のフラワーショーでは、「市民との共創」というモデルが深化され、複数の会場で「市民参加型景観」が取り入れられました。
上海植物園では、2つのメイン会場をつなげる低炭素企画「プラネット・ガーデン」スタンプラリーが実施され、「グリーン行動」を提唱し、低炭素モビリティを利用することでカーボンポイントを貯めることができます。この参加型エコ活動には、延べ30万人以上を動員しました。
「プラネット・ガーデン」会場の様子 (写真提供:上海市緑化・都市景観管理局)
さらに注目すべき点として、イベント終了後、多くの庭園はそのまま市民に開かれた公共空間として活用され、一部の景観施設は都市空間に恒久的に残されます。こうした取り組みにより、期間限定の展示を日常的に親しまれる都市空間へと転換しています。
現在、上海の1人あたりの公園緑地面積は9.5平方メートルに達し、「小さいながらも美しい」をコンセプトとした407カ所のポケットパークが街角に点在しています。今後も、上海は「千の公園ある都市計画」を推進し、今年だけで100カ所以上の公園を新設し、500ヘクタールの緑地と100キロメートル以上の緑道を整備することで、より豊かな緑に彩られた都市を目指しています。
出典:上海市緑化・都市景観管理局、人民網、WeChat公式アカウント「上海発布」