奉賢区「東方美谷」の化粧品輸出が48.1%急増、税関施策が顕著な成果を

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今年の1月~2月、上海市の美容化粧品および洗浄・ケア用品の輸出額は9億9000万元に達し、前年同期比22.4%増となりました。その中でも、上海の化粧品産業を代表する集積地の一つである奉賢区「東方美谷」は、関連製品の輸出が3億1000万元に達し、前年比48.1%増と大幅な伸びを記録しました。

この急成長の裏には、税関総署が打ち出した「東方美谷」の質の高い発展を支援するための「11の措置」があります。同措置は、昨年6月に実施以来、手続きの簡素化と監督モデルの最適化を通じて、企業の研究開発コストと通関コストを大幅に削減しました。

「11の措置」の主なハイライトと実施効果は以下の通りです。

第一に、化粧品製品はトレンドの移り変わりが速いという特徴に対応して、上海税関は「ホワイトリスト」を導入しました。ホワイトリストに登録された企業は、研究開発用サンプルの輸入検査時に、オンラインプラットフォームで資格を一括提出でき、審査手続きが大幅に簡素化されました。2月末時点で、奉賢区でこの措置の全カテゴリーの「ホワイトリスト」に登録された企業は22社に達しています。登録企業である上海創元化粧品有限公司が、奉賢税関にリキッドアイシャドウ2製品のサンプル輸入申告において、サンプル品の通関手続きが迅速に行われ、迅速に企業の実験室に送られ、通関効率は従来比で80%向上しました。

第二に、奉賢税関は全国に先駈けて、化粧品分野における遠隔属地検査モードを導入しました。「ビデオ通話+スナップショット+データ保存」の方法で、検査を、時間と空間の制約から解放しました。コスマックス(中国)化粧品上海有限公司が先にこの措置の適用を受けました。その東南アジア輸出の化粧泥製品の検査・サンプリング・箱詰めまでの全プロセスはわずか25分で完了し、通関効率が飛躍的に向上しました。

第三に、「11の措置」はミニサイズコスメのサンプリング方法を最適化し、企業の通関コストを削減しました。Intercos社の工業運営ディレクターの楊慧氏は、「我々のアイメイク化粧品の単品の正味内容量が0.2gです。措置実施後、1回通関に必要なサンプル量が半減し、検査がより速く進められ、総合的な通関コストがさらに節約された」と述べました。

現在、奉賢税関は税関・企業懇談会などを通じて、施策の適用範囲を50社まで拡大しました。奉賢税関は、今後も企業の問題点やボトルネックの解消に向けた支援を強化し、政策の実効性をさらに高めることで、「東方美谷」のコスメ産業の質の高い発展を継続的に推進していく方針です。

出典:上観新聞