上海市、「企業海外進出総合サービスプラットフォーム」を開設

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昨年12月26日、上海市商務委員会の主導により開発された「上海市企業海外進出総合サービスプラットフォーム」が正式に稼働を開始しました。同プラットフォームは、上海における質の高い現代サービス業資源を統合し、企業の海外進出を支援するワンストップで全プロセス対応できる総合サービス拠点となることを目指しています。企業や市民は公式サイトを通じて、海外進出に関する行政手続きの相談や申請ができるほか、専門的なサービス資源と効率的にマッチングすることも可能です。

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(画像提供・上海市商務委員会)

同プラットフォームは、公式サイト、WeChatミニプログラム、WeChat公式アカウントの三つのサービスチャネルで構成されています。メインとなる公式サイトは「コンサルティング」「行政手続き」「サービス」の3つメイン機能を軸に、「情報サービス」「手続きガイド」「金融支援」「専門サービス」「研修・イベント」「一帯一路」「海外拠点」「リスク管理」「プロジェクト公表」「意見・交流」の10のセクションを設置し、企業の海外進出における全プロセスで対応できるサービス体制を整えています。

特に利用頻度の高い行政手続きについて、「手続きガイド」セクションでは海外進出業務全フローの関連情報が整理されており、対外投資、対外請負工事 、出入国サービスなど11のカテゴリー、22の主要項目、83の細分化された事項を網羅した「行政サービスリスト」により、ワンクリックで各手続きへアクセスできるようになっています。

また、同プラットフォームには「上海市企業海外進出専門サービス連盟」に加盟した50の機関により提供された10種類の専門サービス資源が統合されており、主に金融・保険、法律・仲裁、会計・税務、知的財産権など11分野をカバーしています。なお、現在、カテゴリー別に405種類の専門サービス商品と専門家情報が掲載されており、ユーザーは「金融支援」や「専門サービス」のセクションから、自社のニーズに合った専門機関の細分化されたサービスを迅速に検索することができます。今後は、企業の実際のニーズや利用頻度に基づき、サービス内容をさらに拡充・最適化していく予定です。

同プラットフォームの稼働開始により、浦東、臨港、虹橋の3つのサブプラットフォームおよび上海市内15の区に設置された複数のサービス拠点との全面的な連携が実現され、オンラインとオフラインを連動させた「1+3+15+X」のワンストップサービス体系が整備されました。また、企業は同プラットフォームにてオンライン予約機能を利用することで、自社のニーズに合致したサービス連盟の加盟機関とマッチングし、「3+15」のオフライン拠点で無料相談を受けることができます。さらに、加盟機関のサービス商品を購入する場合、一定の優待価格が適用されることも可能です。

関係者によると、同プラットフォームは上海における現代サービス業資源の強みを活かし、海外進出企業のニーズに合わせてグローバルなサービス資源を的確に配置することにより、「上海を拠点に、長江デルタ地域へ波及し、全国を支える」という企業海外進出を支援する「ファーストステーション」の構築を目指しています。今後、関連機関はプラットフォームの機能や運営メカニズムの継続的な最適化を図るとともに、専門サービス連盟の整備・管理強化や海外サービスネットワークの拡大を通じて、より正確で利便性の高い、国際化された支援体制を企業に提供していく方針です。

出展:上海人民政府網、新華網、上海市商務委員会