上海、引き続き外資系企業の投資ホットスポットに

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 上海市の南京西路に位置する「ルイ号」(写真提供・上観新聞)

今年1-6月、上海で新設された外資系企業は3000社を超え、実行ベース外資導入額は85億ドルを上回りました。現時点では、上海における多国籍企業の地域本部と外資系研究開発センターはそれぞれ1042社と605カ所に達しています。国際経済秩序の不安定さと不確実性が顕著に増大する背景で、上海は協力とイノベーションの魅力、及びビジネス環境の誘致力によって、引き続き外資系企業の最優先の投資先となっています。

上海の金山区では、トヨタ自動車が100%出資するレクサスBEV(バッテリー式電気自動車)及びバッテリーの研究開発・生産会社プロジェクトが急ピッチで進んでおり、上海市さらには長江デルタ地域の新エネルギー自動車産業の発展に新たな活力を注入しようとしています。また、上海レゴランドリゾートが正式にオープンしました。これは中国初のレゴランドであると同時に、世界で一番大きいレゴランドでもあります。オープンしてから、急速に文化観光の新たなランドマークとなりました。

浦東新区では、今年初めに生産を開始したばかりのテスラの上海ギガファクトリーにおいて、商用エネルギー貯蔵バッテリーの生産が順調に進んでおり、オーストラリアなどの国へ輸出される予定です。

先日開催された第41回多国籍企業地域本部・研究開発センター認定証授与式及び外資導入集中調印式では、56件の外資系企業投資プロジェクトが調印され、投資総額は約36億8000万ドルに達し、バイオ医薬品、ファッション消費財、金融、自動車、ビジネスサービスなどの重点分野に及んでいます。

ロナティ(上海)紡織科技有限公司責任者のティツィアーノ・サンドニーニ氏は、「上海で新たに投資した靴下生産ラインは、イタリアから海外進出を果たした初の生産ラインであるほか、当社が中国に根を下ろす決意を示すものでもある」と述べました。

上海は中国本土で多国籍企業の地域本部が最も集中している都市であるだけでなく、外資系企業の研究開発センターが最も密集している都市でもあります。ますます多くの外資系企業が上海で世界とつながり、未来を切り拓いています。

グリコ中国SCM本部の西脇照夫ディレクターは、「上海にある外資系研究開発センターは、すでに企業のグローバルイノベーションの重要な支点となっており、現地化された研究開発チームとスマート工場が一体となり、現地調査、試作検証、迅速な量産という新たな道筋を形成しており、『中国のために、世界に向かう』というイノベーションが中国市場の営業利益の成長を推進している」と述べました。

キャボットの社長兼CEOのSean Keohane氏は、「上海を訪れるたびに中国のイノベーションの勢いと経済の活力を実感しており、上海にある当社のアジア太平洋技術センターは現地のニーズに対応したソリューションを提供するだけでなく、中国のクライアントのグローバル展開を積極的に支援している」と語りました。

上海市の中心部に位置する南京西路では、「ルイ号」の前に多くの人が集まり、記念写真を撮っていました。この船の形をした建物の総面積は1600平方メートルで、内部には3階の複合型体験空間が構築され、「展示+ブティック+飲食」の業態が融合しており、オープンすると同時に世界中の観光客が訪れる人気スポットとなりました。しかし、この注目を集めるプロジェクトが始動から開店までわずか6カ月しか経っていないことを知る人はほとんどいません。「これは中国でしか達せないスピードだ」とルイ・ヴィトンの社長兼CEOであるピエトロ・ベッカーリ氏は感嘆しました。

ルイ・ヴィトンは「上海スピード」の恩恵を受けた唯一の企業ではありません。「専任チームによるサービス」「チェーン型保障体制」「超スピード対応」などの革新的な措置を通じて、レクサスプロジェクトは、4月22日に上海市政府とトヨタ自動車が戦略的協力協定を締結し、金山区政府とトヨタ中国が協力覚書に調印してから、わずか2カ月余り後の6月27日に正式着工に至りました。

上海市商務委員会の朱民主任は、「中国の経済中心都市かつ改革開放の最前線として、上海は一貫して高水準の対外開放を推進し、市場化・法治化・国際化された一流のビジネス環境と、長期にわたり安定した透明で予見可能な制度環境を絶えず整備し、外資系企業が上海で事業基盤を強化し、発展と成長を遂げるために全力で支援とサービスを提供している」と述べました。

出典:上観新聞