「多国籍企業幹部が上海を見る」並びに北外灘の夜イベントが開催
「『上海に投資 未来を共有』多国籍企業幹部が上海を見る」並びに北外灘の夜イベントは3月23日の夜、浦江のほとりで開催されました。世界の高級ブランド、トップ投資機関、ファッション・商業貿易分野の一流企業の地域責任者が北外灘に集結し、虹口の盛んに発展するウォーターフロントの景色を間近で見ながら、上海の開放性とイノベーションに満ちた都市の魅力を感じました。
「『上海に投資 未来を共有』多国籍企業幹部が上海を見る」並びに北外灘の夜イベントは3月23日の夜、浦江のほとりで開催されました。(写真・上観新聞、解放日報)
現在、上海には外資企業約7万9000社があります。昨年末時点で、上海における外資企業の地域本部は計1016社、外資研究開発センターは計591カ所に達しました。虹口区は去年、フランスのクレディ・アグリコル・コーポレート・アンド・インベストメント・バンクやドイツのヘルマン・ワールドワイド・ロジスティックスなど100社以上の主要外資企業を新たに誘致し、20社の各種本部が新設されました。2024年の年間外資導入額は前年比35.8%増で、市内トップの成長率となりました。今年に入ってから、虹口区は外資本部のレベルアップ・成長促進計画を積極的に推進し、外資誘致を引き続き強化します。1~2月に、市レベルの外資地域本部1社が新たに設立され、実行ベースの外資導入額は前年同期比22.5%増となりました。
近年、虹口は商業貿易が盛んになり、各種類の1号店が81軒増え、世界応接間は「世界新品発表の新たなランドマーク」に選ばれ、その影響力は広がっています。今回のF1イベント期間中、虹口はチェッカーフラッグカーニバルなどのシリーズイベントを開催し、地域の消費能力の向上をさらに促進し、上海の国際消費中心都市の建設を後押ししました。
虹口区の呂鳴区長は、北外灘は中国が世界とつながり、世界中から人々が集まる「世界の応接間」であり、外国投資者の投資・事業展開が活発に進められていると述べました。北外灘は今後も開放のハブと玄関口の機能を強化し、グローバル資源配置の役割を高めていきます。虹口はビジネス環境を改善し続け、企業の事業展開を支えるパートナーとして役割を果たし、共同で虹口のトップレベルの中央活動区と世界クラスの都市応接間の価値を掘り起こし、未来の上海の高度発展と輝きをともに作り上げていくと表明しました。
ベルギーのデルヴォーCEOのJean-Marc Loubier氏は、イベントに参加できたことを嬉しく思うと語り、「私たちは初めて中国市場に進出したのは上海でした。現在、中国で急速に成長し、取引先との良好な関係を築いています。世界経済の状況は厳しいですが、中国は非常に高い強靭性を示しています。私たちは皆、自信を持ち続け、消費は回復すると信じるべきです。これは世界共通のニーズです」と述べました。
市商務委員会チーフエコノミストの羅志松氏は、中国対外開放の最前線として、上海は「5・5ショッピングフェスティバル」、「上海の夏」国際消費シーズを連続で開催し、「首発上海」グローバル新製品発売シーズンなどのイベントを作り出し、国際消費中心都市の建設の推進で大きな進展を遂げ、多国籍企業の産業チェーンの世界展開の第一選択肢としての上海の経済活力を十分に示したと述べました。外資企業は今後も上海と手を携えて、発
展の機会を共有し、共により良い未来を築いていくことを期待すると同氏は表明しました。
出典:上観新聞(Shanghai Observer)、解放日報