中日企業の深層的な協力を促す 臨港新片区日系中小企業(上海)国際産業パークが除幕
日系中小企業産業パークのイメージ図(写真・上観新聞)
1月7日、臨港新片区の日系企業(上海)中小企業国際産業パーク(以下、「日系企業産業パーク」)が正式に除幕しました。会場では、設立支援、産業チェーン支援、越境金融支援と金融包摂、従業員の住宅支援など、5つの種類12の項目の産業パーク政策パッケージと産業パーク特別サービスパッケージが発表されました。複数の在上海日系機関、重点企業、中日商協会の代表などのゲストがこの除幕式に参加しました。
日系企業産業パークは上海市人民政府により臨港新片区で重点的に計画・推進されたもので、新片区の制度的開放の優位性を利用し、「優位産業の協力、イノベーション資源の融合、深層的な人文交流」をテーマとする中日協力モデル区を全力で構築することを目指しています。
臨港新片区に日系中小企業産業パークを建設する際、インフラは重要な要素となります。現在までに、臨港新片区内には日系関連企業が147社、実体企業が30社以上あり、日系企業の集積的な発展を促す産業エコシステムが形成されています。将来には、日系企業産業パークは中日両国の企業間での越境金融、科学技術研究開発、データサービスなどの分野での深層的な協力を重点的に推進します。
紹介によると、臨港集団は日系企業産業パークの全体的な開発建設と運営サービスを担当します。パーク内には企業総合サービスセンター、科学革新インキュベーター、シェアオフィス、商品展示とプレゼンテーションエリア、民間企業のオフィス、様々な生活便利施設などが配置され、日系中小企業が迅速に中国市場につながれるようにワンストップ総合サービスを提供します。また、パーク内は臨港新片区の「5つの自由と1つの利便性」(投資自由・貿易自由・資金自由・輸送自由・従業自由とテータの利便性)という制度イノベーションの優位性を活用し、積極的に中日企業交流プラットフォームを構築し、両国企業間の技術、市場、人材などの分野での深層的な協力を促進し、中日産業協力の革新的な発展を積極的に推進し、中日経済貿易協力の模範的なパークに向け、世界中の企業からの注目と投資を誘致します。
上海市委常務委員、臨港新片区党工作委員会書記、管理委員会主任の陳金山氏が式典に出席しました。
出典:上観新聞(Shanghai Observer)