日米など20ヵ国の在上海経済貿易機構が虹口区を訪問

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上海市国際貿易促進委員会と上海国際商会、虹口区人民政府の共催による「外国経済貿易機構が上海を見る〜虹口へ〜」イベントが10月14日に虹口区で開催されました。スペイン、フィンランド、日本、イタリア、アメリカなど20ヵ国の在上海経済貿易機構の責任者や区政務公開観察員、企業代表、商会責任者100人近くが出席しました。

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(写真・虹口区)

座談会現場では、虹口区商務委員会、区投資促進弁公室、区文化観光局、四川北路街道責任者はそれぞれ虹口区のビジネス環境政策と投資チャンス、上海スタイル文化、四川北路商業発展などの状況を紹介しました。参加者は産業政策、文化エンパワーメント、投資環境などのテーマをめぐって発言し、協力のチャンスや政策の実施について話し合いました。

日本貿易振興機構上海事務所の責任者は、虹口区にはフィンテック、デュアルカーボン(カーボンピークアウトとカーボンニュートラル)ビジネスと環境保護分野の優れた中国企業や新興企業が拠点を置いていると述べました。日本貿易振興機構は、中国における日本企業の新規事業展開や中国企業の海外進出のためのワンストップサービスも提供しています。今年中国企業の海外投資の傾向は引き続き高まっており、これから金融、バイオ、新エネルギー、新素材などの分野の虹口区企業が日本にも進出するでしょうと期待を寄せました。

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(写真・虹口区)

座談会の後、参加者は四川北路に沿って上海スタイルのシティウォークをしました。今潮8弄などのランドマークを見学し、その運営を担当する濱港商業センターの状況を学び、虹口区の歴史文化と経済社会発展を間近で体験しました。

情報源:上観新聞(Shanghai Observer)